デスク周り

変態キーボード Keyball39のスタンド改良

haru

断言します。
分割キーボードは斜めに立てて使用すると疲れにくくなります。
特にトラックボール付きのKeyballは、斜めに立てた方が圧倒的に使いやすいです。

なので、前回書いた記事の後半でも紹介しましたが、マンフロットのスタンドを裏に両面テープで取り付けて使っていました。
変態キーボード Keyball39を作ってみた

こんな感じでマンフロットのスタンドで斜めに傾けて使用してます。

ですが、使っているうちにもう少し角度を付けたくなってきました。
でもマンフロットのスタンドは、直接両面テープでキーボード裏に貼り付けるとこれ以上角度を付けることが困難です。

そこで、理想の書斎作りさんを参考にしてスタンドをマグネットでキーボードに取り付ける仕様に変更することにしました。

では、早速作ってみることにします。

まずは使用するパーツの紹介から。

まずはみんな大好きマンフロットのスタンド。
本来はカメラのローアングル用の三脚です。
これを取付けたカメラを階段下にこっそり設置してモゴモゴモゴ…

今回の改良はこのスタンドが主役となります。
1個で約3,000円なので、左右で6,000円ということになります。
お高いですね。これだけで普通のキーボード買えちゃいます。
飲み会を一回我慢する必要がありますねw

でもこれに勝るスタンドってなかなか見つからないんですよねー。
3本の爪の角度を自由に調整出来て、しかも調整後に上から荷重を掛けても爪が動かずちゃんと安定するんですよ。凄いです。

もはや値段で妥協することができない、オタクの世界ですねw

次にスタンドとキーボードを接続するマグネットです。

丸型のマグネット台座はΦ60mmとΦ43mmのものが売られていますが、43mmで十分です。60mmだと、大きすぎるし磁力も強すぎる気がします。

キーボードに貼り付ける鉄プレートは、家を建てるときにガルバニウム鋼板の色サンプルとして貰ったプレートを使用しました。
何かに使えそうと8年間捨てずに取っておきましたが、ようやく日の目を見るときがきました(・∀・)

サイズは、80×46㎜です。

新規で買うなら、65×45㎜くらいのこちらのリンクのサイズのものがちょうどいいかと思います。

あと細かいですが、綺麗に仕上げるならネジも大事です。

私が使用したのはこちらのM4のネジと、M5用のワッシャーです。

ホームセンターに売っている、M4皿ビスの小頭タイプのネジですね。過去何かに使って余ったものですw

これとM5用ワッシャーを組み合わせると、ネジ頭の出っ張りをなくすことが出来るのですが、後ほど写真で紹介します。

どうせこだわるなら、ここまでこだわってしまえと思いましてw

準備するパーツは以上になります。
次に、キーボードの裏面に少々小細工をします。

Keyballは、複層プレートで構成されていますが、裏面は透明のアクリルプレートになっています。

アクリルプレートはネジ止めされているのですが、横から見ると赤丸で示すようにネジが僅かに出っ張っているんです。

頭の出っ張りは、ノギスで測ってみると0.3mmでした。
この出っ張り、プレートを貼り付けるとき邪魔なんです!

なのでネジ頭と同じ4mm径のドリルでネジ穴を少しざぐって、ネジの頭が出っ張らないようにしてあげます。

ネジの出っ張りなし

矢印のところにネジがあるのですが、出っ張らなくなりました。
張り付けるプレートと干渉しないネジ穴はざぐっていないので、写真の奥のネジは相変わらず0.3mm出っ張っています。分かりにくいですがw

貼り付けるプレートには、両面テープを貼り付けます。

両面テープは割と何でもいいですが、ネジ頭が出っ張らないようにざぐらない場合は、両面テープを0.7mm程度の厚手の物を用意すると剥がれにくくていいと思います。
厚手の両面テープは、表面の凹凸を吸収してくれる効果があります。
見た目が多少野暮ったくなりますけど。

典範貼り付け、マグネット吸着

それぞれ組み立てると、こんな感じになります。
マグネットの厚みは6mmなので、この厚みが増すことによってさらにキーボードを傾けることが出来ます。

そして、赤丸で示すマグネットとスタンドの固定ネジは先ほど紹介した皿ネジとワッシャーを組み合わせることで、ほぼ出っ張らない仕様にすることが出来ます。

左がBeforeで、スタンドをキーボードに直接貼り付けた仕様。
右がAfterで、今回実施したマグネットを追加してキーボードをより立てた仕様。

赤線で示すように、角度が違うので先端の高さが異なります。

これだけでキーボードの打ち心地が変わるのかというと、ちゃんと違いがハッキリ分かるくらい変わります。
もっと傾けたいときは、マグネットとマウントの間にスペーサーを挟むことで対応することが出来ます。

以上、片手で数える程度の方にしかお役に立たない情報かもしれませんが、参考になれば幸いです。

それではまた!

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DIYオタク
身の回りの何かを常にアップデートしていないとソワソワしちゃう変態なオッサンです。 家とか車とか自転車とか畑とか…。 ネタは尽きないので、時間があるときに更新していきます。
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