園芸 PR

DIYオタクのちょっと変わった畑づくり

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

家の裏に畑を借りて、4年目になります。
毎年試行錯誤していますが、だんだんと凝った畑になってきましたw
目指すのは、手入れの楽な野菜作りです。

2年前までは野菜がすぐ病気になっていましたので、土の状態があまり良くないのは何となく分かっていました。

それでも去年は農薬をあまり使わず、木酢液の定期的に葉面散布を試したところ、病気の状態は改善しました。
あまり科学的なものに頼りすぎてもダメなんだなと感じた瞬間でした。

そして去年は、出張が多くて畑の管理があまり出来なかったので、雑草に覆われないように防草シートで囲ってしまいました。

こちらが去年の4月の畑です。土が見えませんw
土が見える部分は、私の管理外の場所です。

追肥は、防草シートを少しめくって、粒状の化成肥料をあげていました。
これはこれで、手入れが楽ではありました。
草むしりも水やりもほとんど不要でしたから。

でもアブラムシがすごかったんですね。一昨年まではそんなことはなかったので、アンバランスな栄養状態になっていたんだと思います。
おそらく、窒素過多になって、アブラムシの恰好の的になってしまったのかなと。

今年は土づくりを頑張って、有機肥料と土の微生物に頑張ってもらおう作戦です。
うまくいけば、去年より野菜作りが楽で、元気な野菜になるんじゃないかなと期待しています。

では、紹介していきます。
畑は2か月ほどの期間で作りました。

まず、3月上旬に畑の横に置いたコンクリートブロックの囲いの中で、籾殻くん炭を作って畑に混ぜ込みます。
詳細は「簡単籾殻くん炭作り」の記事を参照ください。

約1か月土を寝かせた後、上の写真左側にもある畦板(あぜいた)花壇で作った畝を5個設置します。
畔板畝の詳細は「畑のシルバーマルチを籾殻マルチに変更」を参照ください。
畝(うね)を畔板で作る理由は、ビニールマルチの代わりにもみ殻を敷き詰めたいからです。畔板の囲いがないと、もみ殻が飛んでいってなくなってしまいます( ;∀;)

4月上旬はこんな感じです。発酵鶏糞とニームペレットと籾殻を土に適量混ぜ込んで花壇のようにします。
ニームペレットは地中の防虫効果がある有機肥料になります。臭いですけど(笑)

ダイコー(Daiko)
¥795 (2023/05/07 08:44時点 | Amazon調べ)


畝の幅は、手前3列は約60㎝、奥2列は約90㎝にしてみました。
そして夜はまだ寒かったりするので、籾殻マルチじゃなくて、黒マルチを使いました。
土を暖めて、湿った状態を保つことで微生物に頑張って仕事してくれることを狙っています。
夏になったら、黒マルチを剥がして籾殻マルチにする予定です。

奥のコンクリートブロックには、剪定した野菜の葉なんかを入れていきます。
一応、簡易的なコンポストのつもりです。
夏になると、葉っぱとかを間引きしたりしますので葉っぱゴミはたくさん出ます。
コーヒー粕や米ぬかなんかも入れていけば、きっといい肥料になるんじゃないかと期待しています。

畝高さは約15㎝で、水平器と水糸でおおよそ水平になるようにレベルを出しながら畔板を設置しました。
こうゆうところが凝り性なDIYオタクの性なんでしょうねw
でもここまでやるのには理由があります。畑の排水性を均一にしたいからです。

場所によって高低差があると、低いところに水が集まるのでマルチの下の土の状態が異なってきます。

4月下旬の様子です。
待ちきれずに、フライング気味に野菜を植え始めましたが、畑に定植したら成長が止まってしまいました。まだ夜は冷えるため、野菜にとってはちょっと厳しい環境だったかもしれません。。。

畔(あぜ)には去年は防草シートを敷いていましたが、今年は籾殻を敷き詰めました。
なので、籾殻が散らばらないための畔板の囲いです。

籾殻は、カントリーエレベーターに行くと無料で好きなだけ貰えます。
詳細は、「畑のシルバーマルチを籾殻マルチに変更」を参照ください。

畔には、適時家で玄米を精米したときに出る米ぬかを撒いていきます。
米ぬかは野菜の近くに混ぜ込むと、肥料が強すぎて根がやられてしまうようですが、畔に撒けば根がやられることはないですし、微生物も元気になるので丁度いいかなと思っています。歩けば勝手に土に混ざっていくだろうし。
そして、コストゼロですよ!超優秀!

話はちょっと逸れますが、我が家は去年から玄米を購入し、お米を炊く前に精米機で精米するスタイルに変更しました。
そうすると、お米が酸化しくいので新鮮で美味しいんですよね。あと、7分づきとか簡単に出来ます。栄養満点です。

我が家の精米機はこんなやつです。掃除しやすいし、精米機としては静かなのでおススメです!

話を戻しましてw

畔板の外側は今年も人が通る幅分の防草シートを敷きます。
その前に、大雨の後に水溜りが出来ないように勾配を付けて土を均します。

黄色い水糸が貼ってあるのが見えるでしょうか。
百均の水平器で勾配を確認し、だいたい2度くらいの傾斜で奥が低くなるように糸を貼っています。
この糸の高さになるようにスコップと角材の切れ端(40㎝くらいのまっすぐな棒)を使って整地していきます。

このとき、畔板の高さも水平になっていないと、整地したときに畔板の高さがおかしなことになって大変です。その時は畔板の高さも調整します。

整地は地味に大変ですが、防草シートを敷くなら整地されていないとボコボコして歩きにくいですし、水溜りが出来ると防草シートにコケが生えたり、防草シートにびっしりと細かい根を絡ました雑草が生えたりします。
(去年がそうでした)

ちゃんと水が流れる勾配をつけて整地できると、どんなに大雨になっても畑に水たまりができることは一切ありません。余分な水(水たまりになる分)は速やかに排水されます。

なので、畑が水分過多な状態をすぐに解消してくれます。
野菜にとってもいいことですし、大雨の後に畑を歩いてもグチョグチョになることはありません。

周囲の人は、やり過ぎと呆れているかもしれませんが、このメリットは私にとってかなり大きいのです。

畑の周りに防草シート設置後

こちらが完成した様子です。防草シートは去年使ったものを再利用です。

写真に30㎝角の白い四角い物がありますが、連結タイプの人工芝です。
靴裏に付いた籾殻をここで落とそうかなと思いましてw

山崎産業(Yamazaki Sangyo)
¥188 (2023/05/07 09:09時点 | Amazon調べ)

防草シートのメリットは、雑草を予防できるのはもちろんですが、靴に土が付かなくなることが特筆すべきことです。
特に雨上がりで土が湿っているとき!
玄関に土を持ち込むこともなくなります。
畑行った後に車に乗っても車内のカーペットに土が付くこともありません。
サンダルで畑に行っても大丈夫!

これは本当に楽なんです。
(最初の整地は大変ですが…)



畑は毎年試行錯誤していますが、年々野菜を育てやすくなってきているのを実感しています。

今年作っていく予定の野菜は
・ミニトマト
・きゅうり
・インゲン
・オクラ
・甘長
・なす
・ピーマン
・モロヘイヤ
・ブロッコリー
・枝豆
・ネギ
・とうもろこし

などです。

適時育成の様子を紹介していきたいと思います。

以上、皆様の参考になれば幸いです。

それではまた!

ABOUT ME
haru
身の回りの何かを常にアップデートしていないとソワソワしちゃう変態なオッサンです。 家とか車とか自転車とか畑とか…。 ネタは尽きないので、時間があるときに更新していきます。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA