100均トレーで便利な収納引出しの製作DIY
2020年12月の過去DIYです。
増え続けていく工具類を整頓したくて、ホームセンターに収納引出しを探しに行きました。
何種類かありましたが、全種類、引出しがスポって抜けないように爪が付いているタイプでした。
工具類をしまう引出しなので、引出しをスポって抜いて、作業するところに持って行って使いたいんですよね。
ホームセンターには希望の商品がないことが分かったので、自分で作ることにします。
製作途中の写真はないので、完成品で説明していきます。
手前味噌ですが、いいですよ!これ。
収納容量も十分で、持ち出しも楽チン(*‘∀‘)
まずは完成した収納引出しの全容です。
厚み9㎜と6㎜のシナベニヤをカットして箱にしています。
トレーは100均で売っているA4サイズのトレーです。
ダイソーとかセリアとかキャンドゥなどで売っています。
ラッセバスケットという名前でした。(以降、ラッセバスケットと呼びます)
では順番に解説を。
しまってあるのは、マキタの充電工具たち。
左から、電動ドリル、充電器、トリマーです。
ラッセバスケットごと、作業するところに持ち運びます。
バッテリーを充電するときは、充電器をラッセバスケットごとコンセントのところに持っていきます。
箱はどうなっているかというと…
こんな感じです。
箱の内側にトリマーで溝が彫ってあり、そこに棚板を差し込みます。
工具が入ったラッセバスケットは重たいので、すべりをよくするために棚板には敷居すべりテープというのを貼っています。
箱の中を覗くとこんな感じです。
溝は側板と背面板に深さ3㎜で削りました。トリマーがあればあっという間です。
トリマーがない方は、5㎜角の棒を3面取付けて、棚板を受けるようにすればOKです。
背面板にも必ず受けを作りましょう。
受けが側面だけだと、棚板がたわんでくる可能性があります。
棚板を差し込むとこんな感じになります。
私が使用したA4サイズのラッセバスケットは、
幅 238㎜
奥行 323㎜(取手部除く)
高さ 74㎜
でした。
なので箱サイズは引出し1段あたり内寸で
幅 240㎜
奥行 323㎜
高さ 85㎜
で作成すると丁度バランスがいい感じです。
横板の厚みは6㎜
縦板の厚みは9㎜
のシナベニヤを使用したので、箱の外寸は
幅 258㎜
奥行 332㎜
高さ 279㎜
となります。
ちなみに、シナベニヤは見た目はいいんですが、材料費で1500円ほどしました。
ラッセバスケットは3個で330円です。
なんともアンバランスな原価ですねw
使いやすいことが分かったので、増築してこうなりました。
増築したのは、3段×5列の引出し収納です。
こちらはコストダウンのために、縦板には12㎜の構造用合板、横板には6㎜のMDFを使用しました。
構造用合板の見栄えはよくないですが、どうせほとんど見えないしw
板材4000円くらいだったと思います。
1/3くらいは引出し余るだろうと思っていましたが、15個の引出しはあっという間に埋まってしまいました(;’∀’)
ラッセバスケットはあまり丈夫ではないですが、ガシガシ使って傷だらけになってきたら買い直せばいいんです。
色も3種類ほどあるので、使い分けてもお洒落だと思います。
板のカットはホームセンターでもやってくれますので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
以上、参考になれば幸いです。
それではまた!