車のアルミテープチューンをリベンジ 理屈編
アルミテープを車に貼ると、汚れにくくなるとか、風切り音が低減するとか、燃費が向上するとか聞いたことがあるでしょうか。
私も聞いたことがあるし、T社の先輩が実際に計測したらハッキリと違いが確認できたと言っていました。
で、私の車にはすでにあちこち貼ってあります。効果があると聞いた場所になんとなく。
体感できる効果があったのかというと、フロントガラスが汚れにくくなった程度です。
走りとか燃費は変化があったような、なかったようなw
ネットでも、ハッキリ効果があるという人もいれば、全然効果がないと言う人もいます。
これはプラセボ効果しかないオカルトなのか、効果を得るためにはコツが必要なのか、真面目に調べてみました。
Q:アルミテープを貼ることで、なぜ汚れにくくなったり、燃費が向上するのか?
A:まず、静電気があると空気抵抗が変わる。
車の塗装されたボディは電気を通さない絶縁体になっているので帯電しやすい。
樹脂部品も同じ。
アルミテープを貼ることで、ボディの表面に帯電した静電気が電気を通すアルミテープに集まる。
アルミテープのエッジからコロナ放電が起き、車に帯電した静電気を逃がすことが出来る。
静電気を逃がすことが出来れば、汚れにくくなるし、空気抵抗も低減できる。
ポイントは、表面が導電性であること。アルミテープ粘着面も導電性がいいのかどうかは諸説ある。
Q:アルミテープは貼れば貼るほど効果がUPするのか?
A:貼る場所によって悪影響を及ぼす可能性もある。
ダウンフォースを発生させる場所に貼ると、適切なダウンフォースを得られず、車の安定性が悪くなる。
また、車内にアルミテープを貼り、コロナ放電が起きると人体には良くない影響を及ぼすこともある。(携帯などの電磁波が苦手な人など)
Q:ボディの帯電をアルミテープで解消できたかどうかは、どうやって分かるのか。
A:高価な計測器がないと数値で確認するのは難しい。
しかし、ビニール袋や下敷きなどを摩擦で静電気を起こし、車に貼り付けたとき、すぐに静電気で貼りつかなくなれば静電気の帯電を対策出来たと判断できる。
調べて分かったことはこんな感じでしょうか。
ただし、自分でデータを取ってちゃんと数値として検証したわけではないので、確証はありません。
また、車内に貼って効果がある理由はよく分かりません。
ハンドルのコラム下とか。
そんなに空気が流れていない場所でもコロナ放電が起きるのでしょうか??
トヨタは、最近の車には最初からバンパー裏に貼っていると聞きました。
効果があるのが事実なのであれば、静電気はバンパー程度の厚さであれば、通過するということなのでしょうか。(電子の移動だからあり得ますね)
ということで、もう少し涼しくなったら真面目にアルミテープチューンにトライしてみたいと思います。
以上、皆様の参考になれば幸いです。
それではまた!