家メンテ

床の断熱強化DIY

haru

2019年の過去DIYの紹介です。

我が家は、いわゆるパッシブハウスです。
自然の作用を利用して快適に過ごすことを狙って2016年に家を建てました。

家の要求性能の一つは、
・真冬の最低気温が0℃のとき、晴れていれば無暖房で最低室温を15℃以上をキープ出来ること。
ということでした。実際、真冬の最低気温は0℃くらいの地域です。(愛知県)

結果どうだったかというと、最低気温が0℃のとき、晴れの日の最低室温は12℃くらいでした。残念!

さて、ここからが本題です。

床の断熱強化DIYしました。
結論から言うと、対策効果はバッチリです!
真冬の最低気温が0℃のとき、晴れていれば無暖房で最低室温を15℃以上をキープ出来るようになりました。
2022年10月現在、DIYに対する不具合も起きていません。

本記事の目次
① 床の断熱性能が不足していると確信した理由
② 断熱強化のアイディア
③ 実践!
④ かかった費用

① 床の断熱性能が不足していると確信した理由

確信した理由は二つあります。

一つ目は、真冬にサーモグラフィーで床下から床温度を確認し、放熱していることを確認したからです。
放熱しているということは、断熱性能が不足しているということになります。

上の写真は12/25のリビングの床下をサーモグラフィーで写したところです。
下のコンクリ床温度は12℃くらい。ほぼ地熱の温度ですね。外気温は3℃くらいでした。
そして、上の床温度は15~17℃くらいですかね。

ジュピー(発泡スチロールの超高性能版)という45㎜厚の断熱材が張ってありますが、根太との間に5㎜ほど隙間があり、そこが一番放熱しているのが分かります。隙間の影響って凄いですね…。


二つ目は、お試しで脱衣所の床下断熱材を45㎜から90㎜に増強してもらったら違いが体感できたから。
脱衣場は、効果として実感できるかどうか一番わかりやすいんです。
なぜなら脱衣所とトイレだけフロアタイルだから。
それ以外は無垢フローリングなので、真冬に裸足でも冷たさを感じないんです。

対策前の脱衣所床温度。手前の無垢フローリングより冷たいのが分かります。
そして歩いたところの温度が上がり、足跡が見えますねw

説明できる画像はないですが、床下断熱材(ジュピー)を45㎜から90㎜に増強してもらってら、明らかに前より冷たさを感じなくなりました。

② 断熱効果のアイディア

話は前後しますが、サーモグラフィーで床の断熱が不足していて、断熱材と根太の隙間が一番放熱しているということが分かったので、ウレタン発泡スプレーを買ってきて、すぐに隙間を埋めてみました。
結果、効果を全く体感出来ず。断熱材を増強しないとダメなんだなということが分かりました。

なので工務店に、ジュピーを45㎜→90㎜に倍増してもらう場合と、ウレタン発泡で断熱強化を業者に施工してもらう場合の2種類を見積もりを取ってもらいました。

ジュピー倍増の場合、40万円。
ウレタン発泡の場合、30万円。
だそうです。
見積もり額が高い理由は、狭い床下での作業が難しく、人件費が結構かかるためとのことでした。

予算をおおよその材料費から逆算して、20万円に設定していたので、依頼することは却下となり、めでたく(?)DIY案件となりましたw

床下断熱のDIYのポイントは、動かない空気層を作ることと、作業しやすい(断熱材を設置しやすい)ことになります。

動かない空気層とは、ダウンジャケットのようなイメージです。ジャケットの中にはふわっとした羽がたくさん入っていて。中の空気が動かない(対流しない)ようになっています。
ジュピーも同じ理屈です。発泡断熱材(発泡スチロールの超高性能版)なので、中にたくさんの小さな気泡があり動かない空気層が沢山あるので、断熱効果が高いのです。

DIYで使用する断熱材は浴室の床下断熱強化DIYに使用した、羊毛断熱材を採用することにしました。

ウールブレスという商品で、100×900×10,500㎜で24,000円ほどです。
厚み10㎝はさすがにやり過ぎなので、厚さ5センチに手でべりべり剥がして2分割させましたwミルフィーユ状になっているので、厚みを半分に剥がすのは容易でした。
貧乏くさいですが、安上がりです。

もう一つ用意したのが、透湿防水シート。アルミ特殊コーディング不織布を採用していて遮熱性能を持ち、破れにくいやつを選びました。ヒートバリアシートⅡというやつです。
透湿防水シートは、建築時には壁とか天井とか床に張られています。でもアルミコーティングしたやつは、遮熱性があっても通常使われません。電波通さなくなってしまうので、携帯電話が通じにくくなるらしいです。
床下なら関係ないですね。

羊毛断熱材のロールを床下にタッカー(巨大なホッチキス)で打ち付け、さらに透湿防水シートを張って断熱する作戦です。

③ 実践!
床下を、ほふく前進しながら作業します。昼間でも真っ暗なので、照明必須です。

断熱強化前の床下の様子

断熱強化前の床下の様子。床下に張られているはジュピーです。

羊毛断熱材のロールをタッカーで打ち付けたところ。ジュピーにはタッカー打てないので、たるんでます。
右側に羊毛断熱材のロールと、透湿防水シートのロールが見えますね。予め、必要長さにカットしてあります。

透湿防水シートで仕上げしたところ。たるみも解消しています。

上向いて作業なので、かなり辛かったです。タッカーは電動のものをヤフオクで中古で購入しました。芯は10㎜幅の足長さ19㎜のステンレスのやつ。
1箱5000本入りですが、ほぼ全部使い切りましたw
慣れないのと、中古の道具があまり良くなかったので打ち損じが多かったです。

④ 掛かった費用、日数など

ざっくりですが、
・羊毛断熱材ウールブレス V-100ロール【900㎜巾】3本 
(10mを2分割して20m分にして使用)
 24,000円×3=72,000円

・透湿防水シート ヒートバリアシートⅡ 2本(50m×2)
 10,000円×2=20,000円

・中古電動タッカー+芯
 3,800円+4,000円=7,800円

合計で約10万円でした。
施工面積は、約60m2です。

掛かった日数は3日間。

グッタリです。移動はほふく前進、作業姿勢は上向きですからね。腕と首が筋肉痛になりましたw
しかも羊毛の細かい毛が舞うので、マスクと保護メガネ必須です。そして保護メガネがマスクのせいで曇ります。
そんな苦行に耐えなきゃいけません( ;∀;)
でも、苦行に耐えるだけの価値はありました(*‘∀‘)

使用した断熱材は、防虫性と調湿性に優れるので、内部結露とカビやシロアリの心配もないと期待しています。

これから家を建てる人は、床下断熱は最初からしっかり入れてもらいましょう。発泡系断熱材(ジュピーとか)なら75㎜以上推奨です。スタイロフォームなら90㎜以上がいいと思います。
隙間ないように張るのが大事です!!施工する人にちゃんと言わないと、隙間が出来ちゃうかもですよ~。

以上、参考になれば幸いです。

それではまた!

ABOUT ME
haru
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DIYオタク
身の回りの何かを常にアップデートしていないとソワソワしちゃう変態なオッサンです。 家とか車とか自転車とか畑とか…。 ネタは尽きないので、時間があるときに更新していきます。
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