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浴室の断熱強化のDIY

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2018年に実施した過去DIYの紹介です。

我が家はTOTOのサザナという2016年のシステムユニットバスのHSシリーズを使ってます。

壁のには12㎝厚でセルロース断熱材入ってるし、システムバスも魔法びん浴槽と断熱材パックもオプションで付けたし、ほっカラリ床だし、浴室暖房なんか付けなくたって、冬でも寒くないだろうと期待してました。

でも寒かったんです!

真冬は30分湯船に浸かっていたら追い炊きしないとぬるくなります。
魔法びん浴槽ってなんなん?とか思ってました。

寒くなるということは、断熱性能が不足しているということです。

本記事の目次
① 浴室の床下調査
② 追加断熱材の検討
③ 実践!
④ 効果

① 浴室の床下調査

家が建った後に、工務店からサーモグラフィーを借りて、家のあちこちの温度を確認したことがあります。
その時に、浴室の床と浴槽の温度が低い(断熱性能が弱い)ということは把握してました。

壁や天井より、床の温度が低いことが分かります。

床より浴槽の底のほうが温度が低いことが分かります。

画像はありませんが、2018年1月に浴室の床下に潜ってみました。
床下の基礎コンクリの壁と床面にはジュピーという発泡スチロール系の45㎜厚の断熱材が張ってあり、別に寒くありません。浴室の床下には基礎パッキンもないので冷気が入ってこないようになっていました。

浴槽の側面には薄い発泡スチロールが覆ってありました。でも下から手が入る隙間があります。そりゃ冷めやすいだろうに( ;∀;)

浴室の床下に潜って分かったこと
・45㎜厚の断熱材で覆われた空間になっている
・浴槽の断熱材はショボい。手が入る隙間もある

② 追加断熱材の検討

断熱で大事なことは、動かない空気層を作ることです。
例えば、身近な断熱材である発泡スチロールには、気泡のような空間が沢山あります。それが動かない空気層なんですね。動かない空気は、熱伝導性が低いのです。
ダウンジャケットが暖かいのも同じ理屈です。

そのメカニズムを床下に実現すればいいわけです。

ポピュラーなのは、スプレー式の発泡ウレタンですよね。
まず最初に、浴槽の裏側の隙間に発泡ウレタンを充填すればいいんじゃないかと考えました。

床下空間はどうしよう。
そこにも発泡ウレタン充填したら、浴室のトラブルがあったときに対処できなくなってしまいます。浴槽も一緒なのかもしれません。修理断られるかも…。

やはり発泡ウレタンは却下です。

代わりに羊毛断熱材を詰めることにしました。
羊毛断熱材は、壁や天井などに使われる断熱材で、ホウ酸処理してあるので害虫に食べられることもありません。(ウレタンはシロアリが食べるらしいです)

③ 実践!

こちらが手配した羊毛断熱材のロールを伸ばしたところ。厚み5㎝、幅1m、長さ10mだったかな。
これを3セット使いました。今は個人でもネットで買えちゃうんですねー。
(どこで買ったか忘れてしまいました)

羊毛断熱材は剪定用ハサミが切りやすかったです。普通のハサミでは切りにくいです。

これを適度なサイズに切って、まずは浴槽の隙間に押し込みます。

残りの羊毛断熱材は、ひたすら床下に詰めていきます。
「ふんわり」と押し込んでいくのがポイントです。配管とかホースとかありますので、変に力がかかってもいけないですし、目的は動かない空気層を作ることです。

「ふんわり」がいいんです。

そして、このDIYは自己責任です。

もし、浴室の床下で水漏れが発生しても、メーカーに責任をとってもらうことは出来ません。当たり前ですね。

水漏れしても、なかなか気が付かないというリスクもあります。

もし、何かトラブルがあって、浴槽の床下に入らなくてはいけなくなったらどうするのか?

上の写真いある長~い羊毛がそのまま入っているので、ひたすら羊毛を引っ張り出すことになります。
何かあっても一応、何とかなりそうです。

☆2023年1月追記
羊毛断熱材は次のリンクのようなものです。参考にして下さい。

サウンドアウトレット Bits
¥2,475 (2023/03/27 23:15時点 | 楽天市場調べ)


羊毛断熱材の代わりに、プチプチでもある程度効果はあると思います。

多分、1ロールでは全然足りなくて、数ロール必要になります。

ちなみに私は、最初にミラマットというもので試しました。

¥1,980 (2023/03/27 23:22時点 | Yahooショッピング調べ)

それなりに改善効果があることを確認して、羊毛断熱材に切替えたわけです。

ちなみに、ミラマットと羊毛断熱材では効果に大きな差があります。

④ 効果

対策前は浴室暖房を付けなかったことを後悔すらしていましたが、対策後は冬場の1番風呂でも寒いと感じたことはありません。
お風呂場に温度計を付けていますが、一番風呂の入りたての浴室温度は真冬でも20℃くらい。湯船に浸かっている間に23~24℃くらいまで上昇します。
(残念ながら、対策前の浴室温度は測っていませんでした~)

今のところ、いいようです。

以上、皆様の参考になれば幸いです。

それではまた!

ABOUT ME
haru
身の回りの何かを常にアップデートしていないとソワソワしちゃう変態なオッサンです。 家とか車とか自転車とか畑とか…。 ネタは尽きないので、時間があるときに更新していきます。

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