DIYオタクの畑 2024年6月の様子
不具合だらけのHPもようやく直りつつありますが、広告が貼れない謎現象は解決しないまま。まあいいやw
慣れないことに格闘するのは疲れます。
では6月の畑の様子をご紹介いたします。
注目するのは、No.3,4,5の畝です。
ここはほとんど同じものを植えていて、
ネットの張ってあるところには、ミニトマト、蔓ありインゲン、オカワカメ、キュウリを育てています。
その育ちの差を比較してみようというのが実験内容になります。
そして畝には以下のような違いがあります。
No.3は無肥料無農薬で黒マルチです。
No.4は無肥料無農薬で草マルチです。
No.5は簡易コンポストで熟成させた肥料を2か月おきに投入と無農薬の草マルチです。6月に2回目の肥料を投入しました。
6月になって大きな差が出てきました。
一番育ちの良い畝は、明らかにNo.3です。
一番育ちの悪い畝は、明らかにNo.4です。
では詳しく見てみましょう。
こちらがNo.3の畝です。
トマト、インゲン、キュウリ共に育ちが早く、元気です。
株元に苺とかも混植してみましたが、苺は実が出来て収穫時には鳥が食べていってしまいます。ムキー
こちらがNo.4の畝です。
育ちが悪くて、貧弱です。
白い花が咲いている妙な野菜は、サンチュだったと思います。レタスの仲間ですね。
種が取れるまで放置していたらこんな姿になりました。
肝心のトマトやインゲン、キュウリはびっくりするくらい育っていません。
こちらがNo.5の畝です。
ぼちぼち育っているかなといった感じです。
ここで分かったことは、野菜が育つために必要なものは、肥料よりも適切な地温なんだなということです。
一番育ちの良かったNo.3の畝は、無肥料ですが黒マルチをしていたので土の温度が一番高かったと思われます。
そのため、植物の根も育ちやすく、また微生物も活発に活動しやすかったと思われます。水分も安定して保たれますしね。
一方、一番育ちの悪いNo.4の畝は無肥料で草マルチです。
一番育ちの良かったNo.3との違いは黒のビニールマルチか草マルチかの違いのみです。
一見、草マルチの方が微生物の餌が増えて良さそうに思いますが、草マルチは地温を下げる働きがあるようです。
どうゆうことかというと、地表が乾くのを防ぐ効果があるが、太陽熱は吸収しません。
つまり適度に湿っていて、太陽光から吸熱しないので地温が下がりやすいということです。
結果的に、根も微生物も活発になるには温度不足だったのかなと。
ではNo.4はどうなのかというと、草マルチにコンポスト肥料を与えています。多分、完熟に近い肥料になっていると思います。
地温は低いけど、肥料と共に微生物を投入しているので、少しはマシだったのかなと推測します。
ということで、6月までは黒マルチで野菜を育てるのが良さそうだなと思いました。
また、春のトンネル栽培もかなり有効なんだろうなと推測できます。
逆に猛暑の時期は草マルチが活躍するんじゃないかという気がします。
これもまた観察していると結果が分かってくるんじゃないかと期待しています。
そして、肥料は最後まで不要なのか、あったほうがいいのか、これも気になるところではありますね。
あと、貰い物のデストロイヤーという変わった品種のジャガイモを育てていて、収穫しました。種イモが劣化していたので育つか不安でしたが、なんとか収穫出来ました。
こちらが収穫前の枯れかけたジャガイモの株。
収穫後。
4株からこれだけしか収穫出来ませんでした。少ないですねw
デストロイヤー(グランドペチカ)は長崎が発祥なんだとか。
赤い皮で、ジャガイモとは思えない見た目ですね。
なんかサツマイモみたいな風味のジャガイモです。ネットリ系で甘みがあるジャガイモでございました。
以上、皆様の参考になれば幸いです。
それではまた!