ウッドデッキ用の鉢カバーの入れ替えと工夫
我が家のウッドデッキには、オリーブとブルーベリーの大型の鉢を置いています。
直射日光がガンガン当たります。
アカシアの天然木の鉢カバーを使っていましたが、9年も経過するとボロボロで、今にも朽ちそうです。

インナーポットを途中で鉢カバーギリギリまでサイズUPしてしまったので、湿気が篭りやすくなってしまったのがいけなかったようです。
結構気に入っていたんですが、残念です。

こちらは7年前の様子です。鉢カバーの状態はとても良かったです。
天然木の鉢カバーは日陰に置かないといけませんね。
さて、次は天然木ではなくマグネシアセメントをガラス繊維で補強した素材を選んでみました。軽量で耐候性に優れています。

直射日光にガンガン当たるので、温度が上がりにくい白にしました。そしてサイズUPです。
このまま使用すると、移動が面倒なので底面にキャスターを設置します。
キャスターは、今まで使用していた鉢カバーにも付けていたので、単純に移植するだけなんですけどね(・∀・)

まず、今まで使用してた鉢カバーから、インナーポットを外に出します。
うーん、朽ちてますねー。
そこのゴムと側面のアルミの棒は、湿気をなるべく逃がすための小細工です。
この子細工をしたときには、朽ち始めていたので、時すでに遅しでした😅

鉢カバーをひっくり返して、キャスターを外します。
キャスターがあると、鉢の移動が楽でとても助かります。
鉢用キャスターも売っていますが、鉢の裏に直接取り付けるのが、最も安価でシンプルです。
さて、新しい鉢カバーに穴を開けてキャスターのネジを固定していきます。

Φ3.5mmの鉄鋼用ドリルで開けようとしていましたが、ドリルがすぐに発熱していしまい、切れ味があっという間に低下していきます。。。
ティッシュを巻いて、アルコールを浸してドリルが発熱しにくいように対策してみましたが、効果はありませんでした。
1ヵ所キャスターを付ける頃には、ドリルの歯は使い物にならなくなってしまいました
( ノД`)シクシク…
どうやら、セメント用のドリルを使わなくてはいけないようです。

Amazonで安価な5本組セットを購入してみました。
Φ3×2、Φ4、Φ5、Φ6の組合せです。
ドリルの刃を見てみると、超硬がロウ付けさてれいますが、手作業っぽい仕上がりです。

使用するΦ3mmのドリルなので、径をノギスで測定してみると3.4mmでしたw
まあ安物の工具なのでこんなものでしょう。

肝心の切れ味ですが、鉄鋼用ドリルでの悪戦苦闘は何だったのかというくらい簡単に穴が開きました。
少し話は逸れますが、ドリルで真直ぐ穴が開けられるように、工具に水平器を貼り付けています。
これが超絶便利です。これのおかげで簡単に真直ぐ穴開け出来るので、簡易ボール盤の出番が激減しました。
作り方の記事はこちらです。
話を戻しまして、キャスターの位置は下の写真のようにしました。

厚みがある部分かつ、キャスターが鉢カバーからはみ出ないところです。
固定が完成したので、立てて確認してみます。

キャスターが見えすぎです!
問題点は二つ。
・見栄えがよくない
・キャスターに直射日光が当たり、ウレタンゴムがすぐに劣化する
やり直しです😇

内側は厚みが薄くて強度が心配だったので、厚みがある部分でなるべく内側に寄せるべく、赤丸の位置に固定し直すことにしました。

青丸が修正前で、赤丸が修正後です。
キャスターは見えますが、まあ、ギリギリ許容かな。
そういえば、天然木の鉢カバーは、外からキャスターが見えないように内側に固定しておりました。

でも内側過ぎて、移動させると不安定で倒れそうになることがありましたけどねw
加減が難しいです。
こちらがBefore

9年間お疲れさまでした。大好きな鉢カバーでした。
そしてこちらがAfter

バークも新しいものを敷き直しました。
インナーポットはもう少し背の高いやつに変えたらバランスが良くなりそうです。

オリーブは白い鉢カバーで、ブルーベリーはグレーの鉢カバーにしてみました。
長く使えることを期待します。
以上、皆様の参考になれば幸いです。
それではまた!

