レーシムのコックピットを8000円で振動させるDIY その1(モーター取付け編)
アセットコルサを自作のコックピットとVRゴーグルの組合せでプレイしています。
目的は、限界走行でのドライビングスキルの向上です。
限界走行とは、車のコントロールが破綻するギリギリのところ。破綻したら、スピンするか、曲がれずにコースアウトして激突ですw
VRゴーグルはモニターよりも、かなりリアリティがありますし、何よりも場所を取りません。
でもすぐ酔います(;’∀’)
VRゴーグルでタイトコーナー手前でブレーキングすると、映像がリアルなので減速Gに備えて体が自然に前に行きます。でも、実際はGなんか発生するわけないですね。シミュレーターなんだからw
多分、そういったときに脳が混乱するんでしょうね。ブワッと変な汗が出ます。
そして車酔いと同じく、気持ち悪くなるのです。僅か10分でダウンしましたw
VR酔いは、そのうち慣れるらしいです。
でも、辛いVR酔いを何回も我慢したくないです。
シミュレーターをもう少しリアルに近づければ、VR酔いもしにくくなると信じて、コックピットを振動させることにしました。
振動させる方法は、振動スピーカーを使うか、振動モーターを使うというのが一般的のようです。
振動スピーカーを使用する場合は、アンプ次第ですが1~2万円くらいでしょうか。
振動モーターを使用する場合は0.5~1万円くらいで出来るようです。
私は、シートだけでなくペダルも独立して振動させたかったので、振動モーターを使用することにしました。
例えばブレーキペダルにABS介入したときの振動とか。
参考にしたサイトは以下のYoutube。
【DIY】Sim用振動ペダルの作り方!テレメトリーデータを振動変換!【SimHub shakeit Thrustmaster T3PA】
まずは必要なパーツを調達します。
ペダル用振動モーターはこちら。アクセルとブレーキの裏に両面テープで取り付けます。
ミニ四駆などに使われるモーターに偏心ウエイトが付いているタイプ。
シート用振動モーターはこちら。シート下にブラケットで固定します。
ちょっと大きいモーターで、前後に偏心ウエイトが付いていて、振動が強いタイプです。
シート下振動モーター用ブラケットはこちら。
ちなみに、シート下モーター用に使用したブラケット、袋にはオートバイ作業灯と書かれていましたw
モーターを固定するブラケットちょうどいいブラケットはないかなとAmazonを物色してて、たまたま見つけたものでしたが、
この袋のシールを見て、我ながらよく見つけたなと思ってしまいましたw
マニアック過ぎな和訳ですww
配線はこちら。柔らかくて、取り回しが楽です。もう少し細くても良かったかな。
5mでもいいかなと思いながら念のため10m購入しましたが、約8m使いました。あぶなw
モーター制御用マイコンはこちら。
Arduino UNO R3の互換品も多数出てますが、微妙に仕様が異なったりするようなので注意してください。
Arduino UNO R3に接続するモータードライバー拡張ボードはこちら。
さて、主要パーツが揃ったところで組み立てていきます。
私の購入時(2022年9月)は、上記パーツの合計金額が約8,000円でした。
まずはマイコンとモーターの固定位置を決めて、配線の必要長さを確認します。
配線長さは、必要長さより1~2割ほど長めにカットしておくといいです。
配線をカットしたら、最初にモーターと配線を半田で繋ぎますが、私はちょっと変わったことをしています。
被覆を剥いて、そのまま銅線を半田付けするのが好きではないので、上の写真のような棒端子を圧着します。
こんな感じ。熱収縮チューブ被せてます。
モーターの接続穴に棒端子を刺して半田で固定します。はみ出た棒はニッパーでカットします。
次に、モーターを固定していきます。
アクセルペダルとブレーキペダルは両面テープでペダル裏に貼り付けます。
ちなみに、両面テープは過去に色々試してきましたけど、これがお勧めです。
同じ3Mで白色のスーパー多用途というやつもありますが、自動車内装用のほうが耐久性が高いです。
シート下はモーターをブラケットにセットします。
万力で挟まないと、ネジが届きませんでした。モーター径がちょっと太すぎたかも(;´∀`)
ブラケットに装着出来たら、シート下のネジに挟み込みます。
まあまあ目立たず固定できたんじゃないでしょうか。
余談ですが。ケーブルはカバーで隠してます。
次に、モーター制御用マイコン側の接続です。
こいつはかなり苦労しました。
長くなったので一旦区切って、その2に続きます。
それではまた!