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レーシングシミュレーターのコックピット製作 組立て編

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ドライビングスキル向上のためにレーシングシミュレーターを導入することにしました。

アルミフレームの設計と発注まで終わったので、いよいよコックピットを組み立てていきます。

MISUMIから届いたパーツたち。さすが、作成した図面から直接発注しただけあって過不足なし! アルミフレームもカット済で楽チンです。

ここから組み立てていくわけですが、自分で設計したんだから、どのパーツがどこに付くのかはすぐに分かります。
2時間もあれば組み立て完成するだろうと高をくくっていました。(過去形)

ところがドッコイ。

組み立てにかかった時間は6時間!
直角が出ないんですよ。数ミリ単位で歪むんです。歪むと変な隙間ができるんです!
測っては修正の繰り返し。地味にネジが多いから面倒くさかったですよ(;´∀`) 
たくさんのネジを緩めて締め直して…。

でもなんとか狙い通りの形に組み立てられました。

このアルミフレームにステアリングとペダルとレカロチェアを取付けます。
後述しますが、アルミフレームのツノを立て、その先端の赤色で示したブラケットでレカロチェアと接続します。

こうなりました。
ドライビングポジションは、Myインプレッサに合わせてます。

使う時だけパソコンの前に設置します。ステアリングコントローラーは奥行きがあるので、机とツライチになるようにアルミフレームを配置してます。
今は座席の正面にモニターがありませんが、VRモニターを導入するので特に問題はありません。

使わないときは、キャスターでゴロゴロ転がして、横にあるオフィスチェアとポジションチェンジします。

アルミフレームとチェアの合体方法

アルミフレームとチェアの合体方法を紹介します。
チェアの下側にあるネジを探します。そのネジとアルミフレームを繋げるのです。接続できるネジのところにツノをたてるのがポイントです。

アルミフレームとチェアの固定方法と、キャスター設置位置です。
椅子の下にアルミフレームと接続できるネジがあれば、ゲーミングチェアなどでも、同じ手法で合体出来ると思います。

そう、安価なゲーミングチェアでもいいんです。キャスター付いててもいいんです。
でも安価なゲーミングチェアってAmazonとかで探しますよね?
最大の問題は、ネットで探す場合、椅子の裏のネジ位置が確認できないんですよ…。
実物を見て購入すると間違いがなさそうですね。何点か見た限りでは、ゲーミングチェアの裏側にはネジが付いてます。
オフィスチェアの場合はネジがカバーで隠されて見えないものが多いかもしれません。

そして、可能であれば4カ所アルミフレームと固定しましょう。私は2ヵ所固定ですが、若干椅子がガタガタ動くので、そのうち4カ所固定に改造するかもしれません。

さて、次に使用したアルミフレームのサイズとポイントを紹介します。

アルミフレームのサイズは、市販されているアルミフレームコックピットやDIYで自作している方の多くは、40×80㎜と40×40㎜の断面積(太さ)サイズを組み合わせて使用していると思います。

私はコックピットをなるべくスリムでシンプルにしたかったので、30×60㎜と30×30㎜を組み合わせて使用しました。そのかわり、フレームタイプはGNFS(高剛性エコノミータイプ)をチョイスしています。

ポイントは、次の2点です。

① 支点と力点の距離を考慮してフレームの断面積サイズを選択する。
② ねじれが発生しやすい接続箇所は高剛性ブラケットを使用する。

まず、①を2枚のCAD図で説明してみます。

ステアリングコントローラーを支えるフレームを赤色で示します。荷重の支え方がスッキリしてますね。これなら縦の支柱は30×60㎜でなく、30×30㎜でもいけるかもしれません。

ステアリングコントローラーを支えるフレームは、実際にはこのように配置しています。
上の図に比べて、やや不安定になってます。そのため縦の支柱は30×60㎜としています。

なぜ縦の支柱を奥に移動しているのか?

それは座席に乗り降りするときに支柱が邪魔になるからです。
この配置でも、ちゃんとソフト上で強度計算してあるので、大丈夫です。アルミフレーム筐体設計ソフトはワンクリックで強度チェックできるので安心です。
多分、MISUMIのアルミフレームでなくても同様のソフトのサービスを展開しているところは多数あると思います。
(私はMISUMIしか使ったことがないので他は詳しく分かりませんが)

アルミフレームの設計は、専用ソフトを用いることが間違いが少なく、賢いと思います。

次に②の高剛性ブラケットについて。
ここで言うブラケットとは、アルミフレームとアルミフレームを繋ぎ合わせる部品です。非常にたくさんの種類がありますが、代表的な2種類だけ紹介します。

左2つが高剛性ブラケット。側面にリブが付いており、裏面にはズレ防止のツメが付いています。
一方、右は補強のされていないアルミブラケット。剛性はありませんが、取付け自由度は高いです。

私の場合は、この2種類のタイプのブラケットを使い分けてアルミフレームを組立てています。

以上、コックピット組立て編でした。

それではまた!

ABOUT ME
haru
身の回りの何かを常にアップデートしていないとソワソワしちゃう変態なオッサンです。 家とか車とか自転車とか畑とか…。 ネタは尽きないので、時間があるときに更新していきます。

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