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EcoFlow スマートホームパネルのファンノイズ対策DIY

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EcoFlowの商品は総じてファンの音が耳障りでうるさい気がします。

私はスマートホームパネルとDELTA Proを使ってますが、スマートホームパネルのファンの音は存在感があります!
ファァーーっという高周波音がして、2階にいても聞こえます。
ファンはたまにしか動きませんが、動き出すとうるさくてイラっとてしまいます( ゚Д゚)

実際どんな音か、動画を載せてみます。

イヤホンで聞くとよく分かると思いますが、耳障りな音です。

50㎝位離れたところでスマホアプリ計測して、63デシベルでした。

旭化成のHPによると、騒音の指標はこんな感じらしいです。

63dBは「うるさく感じる」というレベルです。
実際、うるさいです。

うるさいのを対策しようとすると、基本的にはファン交換です。
ファンの配線に抵抗かませて、ファン回転を抑えるという方法もありますが、基本的には風量をなるべくキープしつつ、静音にしたいですよね。

とりあえず、今付いているファンの場所とスペックを確認してみます。

ファンの付いている場所は赤丸のここです。
上から見てみましょう。

こんな感じ。
DA06020B12UR DC12V 0.25Aと書いてあります。
60㎜角、厚み20㎜のファンで、12Vで0.25A出力ということです。

スペックシートを確認してみます。見つけるのに苦労しました(;´Д`)

赤枠で囲ったやつっぽいです。
MAX風量が0.655m3/minなので、39.3m3/hということですね。
このスペックに近い静音ファンに交換するのが理想です。

探しました。
60㎜角で、厚み20㎜の静音ファンですと、風量は1/2以下のものしか見つけられませんでした。
ファン形状を静音になるよう工夫しているというより、回転数を落として静音にしている感じです。
回転数低下は、冷却性能が低下するということなので、風量が1/2以下になってしまうのはちょっと心配です。

結果、何を選んだかというと、こちらです。

スペックは以下のようになっています。

Noctua NF-A6x25 FLXのファンスペック

NOCTUAのNF-A6X25 FLXです。PWMじゃないですよ!
PCのケースファンのロールスロイスと言われているメーカーです。なので、値段は高いです( ノД`)シクシク…

厚みが20㎜から25㎜に増えます。
そして上記スペックシートからMAX風量は29.2m3/hです。約26%ダウンですね。
でも音量は39dBから19.3dBに低下するのは、ほぼファンの音が聞こえなくなるくらい
大きな差です。
冷却性能は3/4になるけど、気になるファンノイズが消えるなら良しとします。
高負荷になるような使い方はしないですし、設置場所は夏でも比較的涼しい場所ですし。

そして5㎜厚みが増すけど、何とかなるでしょと楽観的w

だけど、届いたNOCTUAのファンを開封して、一筋縄ではいかないことに気が付きました。

まず、同じ3ピンでもコネクターの形状が異なります。
そして、5㎜厚みが増すとファンが入らなくなることが判明。うむむ。

1週間対策を考えました。
まず、スマートホームパネルに対応したコネクター部品はAmazonに売っていることが分かったので購入します。

XHコネクターといって、基板用の規格コネクターのようです。そして安い。

ファンが入らない問題は、ファンブラケットと埃防止用メッシュを外すことで対策しました。

実際の加工写真で説明していきます。

まず、NOCTUAファンのケーブル長さは5㎝ほど足りなかったので、NOCTUAの付属の延長ケーブルを10㎝くらいの長さのところでカットします。

そしてAmazonで購入したXHコネクターを圧着ペンチを使って接続します。

圧着ペンチを使用する場合、1.6と1.9のところで圧着します。詳細は下のリンクのやつで確認してみて下さい。


元のファンのケーブルをカットして繋げてもOKですよ。
そのやり方は、Youtubeで同じような加工をしている動画を見つけたので、そちらが参考になると思います。

熱収縮チューブもあると、とても便利です。

そして一つ注意点があります。ピン配列が異なります。

ちょっと分かりにくいですが、
元々のファンのケーブルはは緑丸の並びです。
上から白、黒、赤の順番です。
白:信号線
黒:グランド
赤:+12V

一方、NOCTUAファンは赤丸の並びです。
上から黄、赤、黒
黄:信号線
赤:+12V
黒:グランド

つまり、赤と黒が逆転しています。

なので、白色のXHコネクタに繋ぐときは順番を修正してあげる必要があります。
青丸がピン配を修正した状態です。上から、黄、黒、赤の並びです。

配線はこれでOKです!

続きまして、ファンの厚みが5㎜増えて入らない問題を解決していきます。
元々のファンは、上の写真のように厚み2.2㎜の白いブラケットに固定されていました。

この白いブラケットを使わなければ、2.2㎜分は解決です。

そしてファンの下には埃侵入防止用のメッシュが装着されていました。
こいつの厚みが1.8㎜です。

このメッシュも取ってしまえば、合計4㎜稼げることになります。
そして元々2㎜程度の隙間があったので、高さは4㎜+2㎜余裕があることになり、
めでたく25㎜のファンが入るようになります。

それで大丈夫なのか?
まあ大丈夫でしょう。

まず、厚み16㎜のMDFを両面テープで貼り付けます。これはファンの位置決め用のブロックです。
そして、ブロックの手前側にも両面テープを貼っておきます。(見えますか?)
ブロックは、14~18㎜程度の厚みのものなら、消しゴムでも何でもいいです。

メッシュが入っていたところにファンを乗せて、奥まで押し付けます。
MDFのブロックに両面テープが付いているので、奥の壁とMDFが張り付いてファンが固定されます。
これでOKです。

斜め上からみるとこんな感じです。
きれいに収まっています(*‘∀‘)

もともとはこんな感じでした。

ファンコネクタは矢印の位置に差し込みます。

さて、埃防止用メッシュが使えなくなるのはちょっと嫌なので、ちゃんと使えるようにします。

まず100均のマグネットシートを用意します。強力タイプを購入しましょう。
これはセリアのものです。すでに半分以上使ってありますね。
裏が両面テープになっているので、なかなか便利ですよ。

メッシュの黒枠のところにマグネットシートをカットして貼っていきます。
マグネットシートの裏は写真のように両面テープが付いています。

次に、せっかくなのでさらに埃防止用加工をしてみます。

用意したのは、シンクの三角コーナーに使う、100均の安っぽい薄い不織布です。
これなら空気抵抗はあまり増えません。

不織布をメッシュのサイズに合わせてカットしていきます。
左右はメッシュより2㎝程度長めにカットします。

端材のマグネットシートで固定して完成。メッシュにはマグネットシートがくっつきます。
黒枠はアルミなので、残念ながらくっつきませんでした。

裏返すとこんな感じです。
これを…

ファンの下のところに持っていき、マグネットでペタッと貼り付けて完成です。

さてさて、ファン交換の効果を確認してみます。


ほとんど音が聞こえません。

実際に耳で聞いても少し聞こえるかな程度です。
下の方にDELTA Proのポータブルバッテリーが置いてありますが、そちらの方がよほどうるさいです。

そして音量チェックをすると49.1dBという結果でした。
この音量はもしかしたら、DELTA Proのファンの音を拾っているのかもしれません。

何はともあれ、非常に耳障りなスマートホームパネルのファンノイズは解消できたので満足です。

以上、参考になれば幸いです。

それではまた!

ABOUT ME
haru
身の回りの何かを常にアップデートしていないとソワソワしちゃう変態なオッサンです。 家とか車とか自転車とか畑とか…。 ネタは尽きないので、時間があるときに更新していきます。

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