多機能ワークベンチの製作 天板製作前編
前回、フレームまで製作しましたので、今回は天板を製作していきます。
天板は、1800×900×12mmのコンパネ合板を使用します。
コンパネは、コンクリートの型枠に使用できるようになっている合板で、コンクリートの水分に耐えるため、耐水性の高い接着剤が使用されています。
つまり、水分を吸っても合板が剥がれにくいという特徴があります。
表面にはポリプロピレンシートを貼るので、水シミは気にしなくても大丈夫です。
まず最初に、使わなくなって取っておいた、ゴムシートを貼ったコンパネ合板の余りを棚板として活用します。

見にくい写真ですが、奥側の角をL字にカットして矢印の位置に棚板として設置します。写真では奥側を手前に反転して加工している所です。

完成すると、このようになります。
棚板は、奥行きを360mmとしました。ここに、カースロープを収納します。
一番下の棚には、すでにカースロープを収納してありますw
次に、いよいよ天板を作っていきます。

ワークベンチの天板のサイズは、2010×502mmにしました。天板のフレームのサイズは2000×500なので、少しだけフレームよりはみ出ることになります。
アルミフレームの角が鋭利なので、天板を少しはみ出させることで怪我防止を狙います。
合板のサイズは1800×900mmですので、2枚を繋げて使用します。
合板は2枚重ねて使用しますが、裏側に重ねる合板は、アルミフレームの間に入るように重ねます。
つまりアルミフレームの上に乗る合板は1枚だけです。
何でそんなに手間がかかることをするかと言うと、見た目がスッキリするのと、手持ちの18mm長さの皿ネジでアルミフレームにネジ固定出来るからです😅
サビに強いステンレスの皿ネジを使用しようと思っていますが、単純に2枚重ねにすると皿ネジの長さは30mm必要です。これが意外と高かったりします。
予算が限られているので、手持ちの余っている18mmのステンレス皿ネジを使ってしまえば、余剰在庫も減らせて一石二鳥です。

ちなみに、ワークベンチには写真のようなクロスTスロットトラックレールを埋め込みます。
リンクの商品は参考までにAmazonのものを貼りましたが、長さ100mmと200mmのものをそれぞれ12本(4個×3セット)ずつアリエクスプレスで購入しました。

並べてみると、赤丸の1か所が長すぎてしまうことが判明😇
これは組み合わせ上、しょうがないかな。長すぎるところは、後でカットします。
そして同じところから購入したのに、青の色が若干異なります😢
こうゆうことがないように同じところで長さ違いを注文したのに…。
こうゆうところは、安い代わりにムラがあるということなんでしょうかね😅

2枚重ねにするところは、木工用ボンドと皿ビスで固定しますので、裏板に皿ビス用の穴開け加工をします。
この面取りできるドリルビットのいいところは、皿深さを自由に調整出来ることです。
なかなか便利でした。

皿ビス用の穴開け加工が終わりましたら、裏板の丸ノコを設置する箇所をくり抜きます。

ガイドにする板の裏に両面テープを貼って

丸ノコの周りに隙間なく貼り付けます。

ガイドベアリング付きビットで削ります。ガイドにする板にベアリングが当たり、ガイドに沿って削れるようになります。
これを倣い加工といいます。
この大日商の刃は切れ味と耐久性が良く、コスパが良いように感じます。

トリマーを強く抑え過ぎて、ガイドにしていた板がズレてしまったため、一部削り過ぎてしまいましたが、丸ノコがぴったり収まる穴をあけることが出来ました!

ここまで出来たら、一旦天板をアルミフレームに取付けていきます。
アルミフレームには専用のM5のナットを入れ、M5×18㎜の皿ビスで固定していきます。

天板を仮固定すると、このようになります。
皿ビズの頭が若干浮いていますが、PPシートを貼った時にツライチになるようにしたいので、これでOKです。

そして下から裏板を木ネジで固定していきます。
裏板のネジ固定が終わったら、天板を外します。

裏板を外して木工用ボンドを塗り(写真は撮り忘れました😅)、再び木ネジで固定します。
これで天板の強度が向上するはずです。
写真は天板の裏側です。丸ノコは、写真のように裏から固定し、刃だけが天板から出てくる仕組みです。
次に、トリマーリフトテーブルを設置する穴を開けていきます。
利用するのは、高剛性と噂のこちらです。
これを天板に隙間なくぴったりに埋め込みたいと思います。

見にくいですが、天板にトリマーリフトテーブルを埋め込む寸法が鉛筆で描いてあります。
上の写真のように、1か所12mmの穴を開けて、そこを起点にトリマーで倣い加工で板をくり抜いていきます。
最初は、トリマーリフトテーブルより、わざと少し小さめにくり抜きます。

こんな感じです。
板の厚みが25mmほどあるので、深さ約8mmずつ3回に分けて削りました。

次に、少し小さめにくり抜いた穴に、トリマーリフトテーブルをはめ込みます。

トリマーリフトテーブルに隙間なくガイドとなる板を固定し、倣い加工をすると、隙間なくぴったりサイズに削ることが出来ます。

仮で嵌めてみるとこんな感じです。

次に、マグネット固定できる、簡易ボール盤を設置できるようにしていきます。
簡易ボール盤の詳細は、こちらの記事をご覧ください。
簡易ボール盤をマグネット固定できるように、鉄プレートを天板に埋め込みます。

用意した鉄プレートは、80×50×8mmです。メッキしてあるのでサビには強いはずです。
ミスミで寸法とメッキ指定して注文しました。値段は約2600円でした。
これも、トリマーで倣い加工で天板を彫り込んで埋め込みます。

ガイドベアリング付きビットは、長さ25mmのものしかないので、8mmの深さに削るのは大変です😅
長さ10mmくらいのビットを買おうと思いました。

倣い加工で彫り込むと、このようになります。

角が丸いので、ノミで角を直角にします。

鉄プレートを嵌めてみました。PPシートの厚み分、飛び出しています。
いいんじゃないでしょうか。
固定は、最後に2箇所裏からネジ止めします。
ここまでで、天板を加工し始めて2週間。まだ道のりは半分くらいです…。
長くなるので、一旦ここで切りたいと思います。
以上、皆様の参考になると幸いです。
それではまた!


