屋外ガレージのコンクリート塗装 その②
約1か月前に、「屋外ガレージのコンクリート塗装」という記事を上げました。
今回は、その続きです。
続きって何かというと、不満点の改善に挑む内容です。
本記事の目次
① 使用した塗料などのおさらい
② 不満点
③ 不満点に対する改善対策
④ 改善結果(1週間)
① 使用した塗料などのおさらい
使用した塗料などは以下3点です。
コンクリートの表面を中和、洗浄、荒しを行う下地処理剤です。
これを使用することにより、塗料の密着性が良くなります。
肝となる塗料です。
プライマー不要と説明に書いてありますが…
コンクリートに塗装すると、雨が降った時に滑りやすくなることがありますので、塗料にザラザラになる粉末を添加するもになります。
以上が、塗装に使用した塗料関係のおさらいになります。
② 不満点
・塗料の密着性が悪い
塗装して6日後にマスキングテープを貼って、さらに1週間経ってからテープをビリっと剥がすと、塗料も一緒に剥がれるところがありました。
これは塗料がコンクリートにしっかり密着していないということです😢
考えられる原因その1
原因としてよくあることは、コンクリートを打設したときに、コンクリートの乾燥・硬化の過程で比重の軽い成分が表層に浮き出てそのまま定着して脆い(もろい)層を形成する場合があり、この層をレイタンス層と呼ぶそうです。
手で触ると白い粉が付いたり、コインやマイナスドライバーなど硬い金属で表面を軽く擦った時に簡単に表層が削れてしまう場合はレイタンス層が残っているので、サンダーやポリッシャーに#60-100程度のサンドペーパーを装着して研磨し、レイタンス層を除去する必要があるんだとか。
ではレイタンス層が残っていたのか?
手で触って白い粉が付くことはありませんでしたが、スクレーパーで強く擦ると粉が出ます。簡単に表層が削れるというほどではありませんでしたが、レイタンス層が残っていたんでしょうね。研磨していないし。
考えられる原因その2
施工したのは気温34度の真夏時です。
コンクリートの表面温度は、30度くらいでしたので、ギリギリ施工可能温度です。
コンクリートの中和と洗浄は前日にしっかり実施しましたので、概ね問題ないかと思います。
翌日に、目で見ても手で触ってみても、コンクリートが乾いていたので塗料を塗りましたが、実はまだ少し水分が残っていたのかもしれません。
コンクリートに多少水分が残っていると、
コンクリート内部の水分が表面に移動 → 塗料との密着を阻害 → 膨れ・剥離
という現象が発生することがあるようです。
しっかり乾かすということと、十分乾いてるかどうかの確認方法を、HPなり説明書で強調して明記してほしかったなと思います。
考えられる原因その3
プライマーを塗らなかったのが良くなかったのか。
プライマーを塗ると、コンクリートと塗料の密着性を向上させることが出来ます。
ただし、上記原因2点は対策していることが前提です。
・塗料の伸びが悪い
これは下地処理としてプライマーを塗っていない場合です。
塗料の商品説明には、プライマー不要とありますが、プライマーは塗ったほうが断然いいと感じました。
エッチングしたコンクリートは水分を良く吸います。なので塗料も吸い込みます。
結果、塗料の伸びが悪くてムラになりやすいという現象が起きます。
下地にプライマーを塗れば、塗料の伸びがいいので2度塗り出来るところも、1度塗りしかできないということになってしまいます。
・色が薄い
スマホやPCで見る写真より実際は色が薄く、白っぽく感じます。
これはどのモニターで見ても同じ傾向です。
濃い色を好む人は、ちょっと残念に感じるかもしれません。私がそうでした。


色の比較はこんな感じです…。
・タイヤ痕が付きやすい
これは、塗装の表面がザラついているからと、色が薄いから目立ちやすいという理由があると思います。
塗装は1度塗りなので膜厚は非常に薄いです。なのでツルツルになりません。
それに加えてアンチスキッド滑り止め添加剤を塗料に混ぜました。
そうすると、塗装面がザラつきます。
ザラついた表面なので、タイヤの食いつきがよく、タイヤ痕が付きやすくなるというわけです。
塗装で表面がツルツルにならないので、アンチスキッドは不要だったと思いました。
③ 不満点に対する改善対策
色々と不満を上げましたが、全く改善できないわけではないので、改善策を実施していきます。
何をするかというと、同メーカーのクリア塗料を上塗りします。
これは紫外線でも黄変しない水性一液型アクリルエポキシ樹脂塗料です。同じメーカーの同系統のシリーズなのでベース塗料との相性はかなり良いはずです。
ツヤありのクリア塗装なので、多少濡れた感じになり、色が濃く見える効果があるのではないかと。
また、ツヤありということは、表面のザラツキも抑えることが出来るはずなので、タイヤ痕は付きにくくなると考えました。
本当は、アンチスキットはクリアに混ぜるものなんでしょうけど、もう混ぜません。
下地がザラついているし、ベース塗料と同じ量を塗装するわけですから、塗膜はそんなに厚くないかなと思いまして。
つまり、雨の日にギリギリ滑らないくらいのザラつきが残ってくれることを期待します😆
早速作業していきます。
塗装後7日以内であれば、そのまま上塗りできるようですが、7日以上経過している場合は、塗装が硬化しているので、サンドペーパーなどで足付け作業が必要とのことです。
我が家の場合は塗装後、2週間経過しているので軽く足付け作業してからクリアシールを塗ることにします。

まずは汚れ落としのために高圧洗浄から。
結構汚れていますね😅
ほとんどは砂埃ですが、ザラついているから汚れやすいのかも。

高圧洗浄して濡れた状態ですが、タイヤ痕がくっきり😥

床が乾いてから、磨きパッド材で擦っていきます。
塗装後、日が浅いので#400相当を使用しましたが、本来は#150-200くらいがいいようです。

屈んで手で擦るのは怠いので、手持ちのフロアワイパーに無理やり固定します🤣

みがきパッド材で擦ると、白っぽくなります。写真の赤線より上が擦ったところです。
白っぽくなっていれば、塗装の足付けが出来ていると言えます。

縦方向と横方向2回擦りました。パッドはボロボロです。

表面が少し粉っぽくなりました。

ここから、泥と油汚れを強力に落としてくれる洗濯洗剤で洗っていきます。

濡らした床に洗剤粉をまんべんなく撒いていきます。
これでも多すぎるくらいです。
あとはブラシでよく擦って、高圧洗浄で念入りに流します。

乾くと、タイヤ痕はほとんど消えました。
赤丸のところは塗装が剥げたり色が薄いところです。
フロアジャッキやウマをかけたところの塗装が剥げた感じです。
ここはクリア剤を塗る前に補修しておきます。

こんな感じで、ジャッキを掛けたところとか、塗装が剥がれちゃうんですよねー。

余った塗料で、筆で剥げたところを塗っていきます。

塗りたては色が薄いですが、乾けば色が馴染みます。

ところが!
乾いたら塗ったところが色が薄かったり濃かったりしてました😱
よく混ぜなかったのが原因で、色成分が均一になっていなかったようです😥

色が濃いところを拡大すると、こんな感じです。
しかしこの塗料、有機溶剤に弱いという弱点があります。
ということは、アルコールで拭き取ると表面が少し溶けるはずです。

アルコールを含ませたタオルで拭いたら、濃い色は目立たなくなりました。
いやー、焦りました😅

追加で塗ったところは、まだ乾ききっていないということもありますが、色ムラがでてしまいましたが、まあいいでしょう。
どうせ汚れて目立たなくなります😅

クリア塗料は、ヤクルトみたいな色をしていて、ややトロっとした感じです。

ベース塗料と同じようにローラーで塗っていきますが、めちゃ伸びる。。。
コンクリートに吸われないからでしょうね。
1缶使い切るのに、3度塗りしました😆

色ムラがあったところは、クリア塗装してこんな感じになりました。
多少マシになったかなという感じです。
しかしこのクリア塗装、3度塗りしたせいか、なかなか完全硬化してくれません。
10日間経って、まだ少し柔らかいかなとという印象です。
完全硬化しないうちに車を入れると、タイヤのゴムと塗料がくっついてしまい、その箇所が剥がれます。
なので、2週間経ってから車を入れることにしました。

さて仕上がりですが、狙い通り、色に少し深みが出て、表面のザラつきもかなり緩和されました。
艶があるほうが、高級感があって好みです😊
タイヤ痕もかなり付きにくくなると思います。
ただし、ベース塗料が剥がれやすいことには変わりないので、部分的に剥がれることは覚悟しなければいけません😭
私はDIYで失敗することは殆どない(失敗してもリカバリー出来る)のですが、ガレージのコンクリート塗装は、剥がれやすいという結果になってしまったので、失敗の部類に入ります。悔し~😢
なかなか難しいですね。
以上、皆様の参考になれば幸いです。
それではまた!

