倉庫の熱対策
我が家の倉庫は横幅2.9m、奥行1.9mのソコソコのサイズです。
家の北側、駐車場の背面に設置しましたが、西日がガンガン当たります。
そして、倉庫の中には木の端材、車の部品やオイル、塗料などが保管してあります。
あまり暑くなってほしくないけど、真夏は倉庫の中の温度は50度以上あるんじゃないかと思います。
保管してあるものが熱劣化してしまうので、温度上昇は好ましくありません。
そこで、屋根に遮熱塗料を塗ってみることにしました。
使用した塗料はこちらです。


下塗剤を塗ると、遮熱効果が3~4℃ほどUPし、ペンキの密着性が良くなるとのこと。
面倒くさいけど、塗らない手はありません。

上塗りは、シティーグレーという色を選びましたが、なんと元の倉庫の色とほぼ同じでした。ありがたや!
遮熱するメカニズムは、赤外線を反射する成分が入っているため、塗装面の温度上昇を抑制できるためのようです。なるほど。
さて、さっそく倉庫の屋根に上って、塗装前にきれいに洗浄していきます。

倉庫の屋根の様子がこちら。
何やら変な汚れ方をしています。
汚れの原因は、2階の窓の庇から落ちる汚れ混じりの水滴だと思います。
ということは、庇から倉庫に水滴が落ちないように処置する必要がありますね。
これは後でやることにします。

屋根の汚れは、高圧洗浄機を使うと簡単にきれいになります。
戸建てに住んでる方は、あるととても便利ですよ。
洗車に、外壁洗浄に、配管洗浄なんかに大活躍してくれます。
配管洗浄の記事はこちらです。
ケルヒャーで配管の簡単高圧洗浄
洗車の記事はこちらです。上の写真のショートガンもこちらで紹介しています。
高圧洗浄機を使った洗車がもっと楽になるDIY

10分も洗うと、ピカピカになります。
ただし、本人はまあまあ濡れます。
高圧洗浄の勢いが強いので、屋根のリブに当たった飛沫が自分に跳ね返ってくるのですよ( ノД`)シクシク…
倉庫の屋根に乗っている木の柵に興味がある方は、こちらの記事を参照ください。
屋根付き駐車場のウッドフェンス改造DIY 4

1時間もすればすっかり乾いているので、下塗のペンキを塗っていきます。
かなり白いです。

ムラムラですが、下塗だしまあいいやと気にしないことにしました。
でも塗料が2/5ほど余ったので、今思えば2度塗りしておけばよかったなと思っています。
でも、疲れていたんですよね。
そして、翌日は上塗りです。

いきなり完成写真です。
塗る前と何が違うの?というほど、色が同じですw
これで夏場の温度が10度ほど下回ってくれることを期待します。
さて、これで終わりではありません。
厄介な問題が残っています。

雨が降ると汚れた水が倉庫の屋根に滴り落ちる2階の窓の庇です。
マスキングテープを写真のように斜めに貼り、テープに沿ってシリコンコーキングをしてみました。

こんな感じです。

シリコンコーキングの終点にΦ3の穴を開けます。

家に余っていたステンレスワイヤーの先端に丸端子を圧着し、写真のように固定します。

ネジ固定した裏はこのようになっています。M3のステンレスボルトで固定しました。

下側は。もともとあったネジに、ワイヤーに丸端子を付けて固定します。

見にくいですが、鎖樋もどきが完成しました。
翌日結構な雨が降ったので観察していましたが、一応は機能しているようです。
倉庫に落ちる水滴はゼロではないものの、かなり少なくなりました。
これで倉庫の屋根が変に汚れることもなく、遮熱塗料の効果を十分に発揮して倉庫の温度上昇を防げることを期待します。
以上、皆様の参考になれば幸いです。
それではまた!