棚に簡易扉の設置DIY
ネットで買い物をすると、送られてくるダンボールには大抵緩衝材が入っています。
まだ使えそうな緩衝材は捨てるのがもったいないので取っておいて、何かを発送するときに再利用することが多いです。
ところがこの緩衝材たちは、あると便利だけど場所を取ります。そして目に付くと、とても見栄えが悪いのです。
そこで、冷蔵庫の上のデットスペースとなっている棚に扉をつけて、そこに隠すことにしました。

それでは簡易扉の設置DIYを紹介していきます。
本記事の目次
① 扉に求める機能
② 低コストに仕上げるためのアイディア
➂ 完成後の様子
① 扉に求める機能
使い方としては、自分の背丈より高いところにある棚ですので、モノを引きずるように取り出すことが想定されます。
扉のための段差がないことが必要になります。
また、背丈より高い場所なので、使い勝手はよくありません。
扉を開けたときに、棚の中全体が見えて、さっと取り出せるようにする必要があります。
つまり、全開きできて、開閉が軽くて、底面に段差がない扉であることが求める機能になります。
ということで、上開き扉に決定しました。
そしてもう一つ求める機能があります。
中にしまってあるものを隠すだけの扉なので、目立たないことです。存在感をなるべく消したいのです。強度もいりません。
だから、なるべく軽くてシンプルに仕上げます。取手すらもない扉がベストです。
② 低コストに仕上げるためのアイディア
軽くて強度がいらないので、材料はプラダンを使用することにしました。
ここは嫁様がとても積極的に要求を出してきます。
凝り性な私を 牽制する気満々ですw
ただ、プラダンだけではさすがにフニャフニャなので、軽いアルミアングルで四方を補強することにしました。アルミアングルの固定方法は、強力両面テープです。

プラダンは、よく切れるハサミでカットします。
アルミアングルは12×12×1mmです。グラインダーを使うと驚くほど簡単にカットでします。

扉の開閉は蝶番を使います。たしか、カインズで120円くらいだったような気がします。

枠に仮固定して寸法を確認します。長さは良さそうですね。

横から見るとこんな感じになります。
扉を受ける枠は、ホームセンターで数百円で売っていた杉材の15×45の角材です。ピッタリの長さに切って、棚にはめ込むだけ。

嵌め込んだらキツイくらいだったので、ネジも使いませんでしたが、緩い時はネジ固定するといいと思います。

枠とプラダンの扉を蝶番でネジ固定して完成です。
漆喰の壁に凹凸があるので、プラダンの扉との隙間が均一になりませんw
➂ 完成後の様子
期待通り、開閉は軽くて指1本でもスイスイ動きます。

扉を開けるとこんな感じです。
見苦しいのが隠せて満足ですが、プラダンの透明感のある白さが目立つと嫁様から指摘が入りましたので、対策しました。

これまた嫁様の発案で、百均の糊付き壁紙をプラダンに貼りました。

こんな感じで、漆喰壁と色合いが似た感じになって、一層扉の存在感がなくなりました。
ちなみに取手がない代りに、下に15㎜ほど隙間を作っています。
ここに指を引っ掛けて開けます。
この上なくシンプルで、掛かった材料費は2000円ほど。
満足です。
以上、皆様の参考になれば幸いです。
それではまた!