鞄とスピーカーのコーン紙の色あせを復活させるDIY
自転車に装着させる鞄と、自分で組んだスピーカーのウーファーのコーン紙が、色褪せて残念な色になってしまいました。
これが目の端に止まるたびに、ずっと気になっていたのです。
どうにかしたいな~と。
自転車装着用の鞄は使い勝手が良く、とても気に入っているのですが、もう廃版で手に入りません。
それがこちらのmobusの鞄。ウエストポーチですかね。
元はチャコールグレーなんですが、色褪せて紫がかっています。
これを自転車のハンドルのところに引っ掛けて使用しています。
こんな感じ。
鞄をめくってみると、色褪せた様子が良く分かります。
そしてスピーカーの気になる色褪せはこんな感じです。
ウーファーのコーン紙は元々は濃いグレーだったんですが、窓側だけとても色褪せてしまいました。
これは音工房ZというところのZ800-FW168HRというスピーカーなんですが、値段の割にとんでもなくいい音がします。
そしてこのスピーカーは元々キット販売で、自分組み立てるタイプの物でした。
音工房ZのHPを確認してみると、新品との色の違いが一目瞭然です。
HPのスピーカーと形も色も違うじゃないかと思うでしょうが、そこはDIYオタクなので、色々とアレンジしならか作りました。
スピーカースタンドも一緒に購入しましたが、バーチ合板を組み合わせたもので、鳥の餌代みたいだったので、こちらも自分で整形と塗装をしております。
今は完成品も売られているようですが、値段はキット品の約2倍です。ひえ~
さて、この2つの色褪せをどうやって直すかといいますと、こちらを使用します。
染めQのスプレーは、粒子が非常に細かいため、染めたような仕上がりになるんだとか。
では、塗装の様子を紹介していきます。
まずは鞄から。
布地以外のところは、しっかりとマスキングしておきます。
なるべく丁寧にマスキングしておかないと、後で後悔することになりますよ~
塗装後は、こんな感じになりました。
一度に塗ろうとせずに、30cmくらい距離を離して、徐々にスプレーしていくのがコツです。4度塗りするくらいの感じです。
マスキングを剥がすとこんな感じです。
赤丸のところは塗装し忘れましたw
鞄をめくってみても、そんなに色の違いは気になりません。
そして塗装したからと言って、表面の布がゴワゴワすることもなく、染めたかのようです。
キャッチフレーズに偽りはありませんでした。
これならスピーカーのコーン紙に塗装しても大丈夫だなと判断しました。
本命は、スピーカーのコーン紙の色あせ改善です!
さて、早速スピーカーのコーン紙を塗装するための準備をしていきます。
まずはコーンの周りのゴムに塗料が付かないように、丁寧にまずキングします。
ちなみに、スピーカーとスピーカースタンドは、地震が来ても倒れないように固定されており、外すのが面倒くさいので、そのまま室内で塗装してしまいましたw
皆様は真似しないようにしましょう。
次に、Amazonの配達用の袋を被せて、ウファーのところだけ丸く切り抜きます。
さらに適当なダンボールの底にも穴を開け、この状態で塗装していきます。
そうすることで、塗料が周りに付着しないように対策をしておきました。
そして私の後ろでは扇風機が窓の外を向いて最大風量で回っておりますw
こんな感じになりました。
もう少し黒っぽい色を期待していました。ブラックグレーというよりは、グレーですね…。
まあでも悪くないんじゃないでしょうか。
こちらがBefore
こちらがAfter
ちょっと色味が不自然な気もしますが、数日経過したら自然な感じになりました。
下地にブラックを薄く塗装して、その上にブラックグレーを塗装したら尚良かったのかもしれません。
真似される方は、くれぐれも厚塗りしないようにご注意くださいね。
あと、塗装したらなるべく早く、可能であれば塗料が完全に乾く前に音出ししたほうがいいかもしれません。
そうすることで、コーン紙が塗装前より硬くなることを防ぐことが出来るんじゃないかと思います。
私は塗装して数分後に音出ししましたw
FW168HRは特に色褪せるのかもしれませんが、ウーファーのコーン紙の色褪せに悩んでいる方は、それなりに多いような気がします。
以上、皆様の参考になれば幸いです。
それではまた!