DIYオタクの畑の6月の様子
凝り性のDIYオタクが仕立てた6月の畑の様子を紹介します。
梅雨が早かったせいか、雨ばっかりで野菜の育ちが遅いです。日照不足なのでしょうがないですね。
水勾配を取って整地して防草シートを張ったので、度重なる大雨でも畑に水溜りが出来ることもなく、排水性は良好です。
雨上がりでもクロックスで畑を歩き回っています。
畑づくりの詳細記事はこちらを参照ください。
「DIYオタクのちょっと変わった畑づくり」
さてさて、今回は作っている野菜の様子を紹介してみようと思います。
まずは1列目(上の写真右側)から。
1列目はミニトマト4本とパセリ1本とキュウリ4本を植えています。
肥料は追肥として、たまに籾殻が敷いてある畔に米ぬかを撒いていますが、トマトの葉っぱを見ると、ちょうどいいようです。
上の写真にはミニトマトが2株写っていますが、左の水色の線が2本仕立ての株で、右の赤色の線が1本仕立ての株です。
左の2本仕立ての株は、右の1本仕立ての株より3倍くらい成長しています。
実はこれ、園芸店で買ってきた接ぎ木苗でプチぷよという同じ苗なのです。
購入時はほとんど差は見られませんでした。
苗の個性なのか、2か月近く経ったら成長にこんなに差が出てしまいました。面白いですね。
次は隣のキュウリです。
今年は多雨のせいか、花が咲いても中々実が付きませんでしたが、ここ数日天気が良いせいか、急に実が付き始めました。待ってましたよ~
去年は大きなネットを張ってキュウリを育てていましたが、今年は親蔓だけを伸ばし、子蔓は全部カットしてしまいます。孫蔓もありません。
所謂1本仕立てです。
そして摘心は行わずに、親蔓だけをひたすら伸ばしていきます。
そうするとキュウリの1日の収量は少ないけど、長く収穫できるそうです。
3か月で100本収穫できるか、5か月で100本収穫できるかの違いだと思ってください。
1日4本も5本も収穫できても食べきれないので、1本仕立てのほうが管理が楽そうだし、家庭菜園には合っているかもと思い、実験中なんです。
親蔓は、摘心しないと10m以上成長するそうなので、工夫が必要です。
どうするかというと、支柱にグルグル巻きつけるように誘引していきます。
支柱の上まで伸びたら、下にズルズルと下げます。
そうすると、写真のように根元でとぐろを巻く感じになります。
下の方は葉っぱも古く、枯れていくので最終的には蔓だけがとぐろを巻いただけの状態になります。
そして、支柱の半分より上の高さの適当なところで、支柱の上から吊り下げた紐で蔓が落ちないように支えます。
私は、ツイストクリップというのを使っていますが、超便利です。
脱着が簡単ですし、不意に外れることはありません。
上記リンクのツイストクリップは、100個入りです。
園芸用で緑色のものも売られてたりしますが、私は白がいいと思います。
ツイストクリップは植物の成長に合わせて、位置を変えます。でも緑色だとどこにあるのかすぐに分からないんですよね~。
サイズ的には色々試してみましたが、輪の直径が18㎜くらいのものが一番使いやすいと思います。
ツイストクリップは、支柱の誘引にも使います。
その場合は、ダブルリングにして誘引します。
2列目にはインゲンとシシトウ系を育てています。
2列目の写真手前は蔓無しインゲンと、蔓ありインゲンです。実は、蔓ありインゲンを植えたつもりが、育ってきたら実は種を間違えてて、蔓無しインゲンだったことが分かったので、慌てて蔓ありインゲンの種を植え直して、混在している状態です。
蔓無しインゲンは、鉢植えにちょうどいいですね!
ただ、蔓ありインゲンのように上に伸びていかないので収量が少ないのが難点です。
インゲンはあっさりしていて食べやすく、長くたくさん収穫できるのでお気に入りです。
2列目の写真奥は万願寺唐辛子とサラダ甘長を植えていますが、種から育ててみたものの成長が遅すぎます。
4月に発芽して、5月初旬に定植したんですが、全然育っていません。
たぶん、あまり育ってないのに定植してしまい、寒さで成長が止まってしまったのではないかと思います。
せっかちはダメですねw
家庭菜園で賢い育て方は、GW明けに園芸店で元気に育っている苗を買ってきて、最低気温が10℃を下回らないようになったら定植することかもしれません。
3列目の畝には、ピーマンとナスとモロヘイヤを育てています。
ピーマンは、とんがりパワーという名前の手のひらサイズのジャンボピーマンです。
手のひらサイズくらい大きくなり、肉厚で苦みも少なく、食べ応えがあります。おススメですよ!
2株植えてますが、これも手前と奥で成長度合いがかなり差があります。こんなんばっかりですが、何故なんでしょう
ピーマンの隣はナスを2株植えました。
3本仕立てにしてみましたが、風が強い地域なので、気が付いたら枝が折れてたりします。
枝が細いのにどんどん伸びていくから、風に弱いのかもしれません。
ナスの種類は定評のある千両2号です。ナスは今年初めて育ててみました。
3列目の一番奥はモロヘイヤです。
モロヘイヤは、1mくらいまで育つまで脇芽は全部取ってしまいます。
それまでは葉が少ないので収穫もしません。
1mくらいまで成長したら、脇芽を取らずに葉を沢山出させて若い芽を収穫します。
下の方に若い芽がたくさん出来ても収穫しにくいので、1mくらいまで育つのを待ってから収穫しやすい高さでたくさん収穫する作戦です。
4列目の畝には、枝豆とオクラ、ブロッコリーを育てています。
一番手前は枝豆ですが、枝豆は約2か月で収穫できるので、収穫したらすぐまた種を植えます。
赤丸部分は1回目を収穫してすぐに種を植え直して、次のが生えてきつつあるところです。
枝豆はほとんど肥料が要らない野菜なので、連作が容易です。
連作障害の懸念は多少ありますが、微生物たっぷりの土作りができれば、連作障害のリスクは低減できます。
収穫したての枝豆は、とてもおいしいですよ!
収穫したら、すぐ茹でます。そうすると味が全然違うんですよ。
枝豆の隣はオクラです。
去年の余りの種で、五角オクラと、ヘルシエという2種類の品種を植えました。
個人的に、五角オクラよりヘルシエの方が育てやすくて実も柔らかいので好きです。
1ヵ所2株植えで育てているので、2種合わせて20株くらい植えているはずです。
それくらい植えると、毎日4人家族の食卓にオクラが並ぶようになります。
オクラ、大好きなんです。
4列目の一番奥はブロッコリーです。
これも成長のバラツキが大きいですね。4株植えると、3日に1回くらい食卓にブロッコリーが並びます。去年は、新鮮なせいかスーパーより美味しかったです。
さて、5列目は毎年格闘しているとうもろこしです。
何と格闘しているかというと、アワノメイガです!
あの手この手を尽くしても、毎年幼虫に食い荒らされてしまいます。ムキー
詳細は、「とうもろこしのアワノメイガ対策」の記事を参照ください。
物理的にネットを張って防御してしまえば、さすがに大丈夫だろうと思っていたんですが…
やられています。
こっちも…。
何でだろう?
1センチ角のネットだとすり抜けちゃう??
ネットを張ったのが、5/27です。
雄穂が開くちょっと前にネットを張りました。
でもこの時すでに、卵を植え付けられていたのかもしれません。
とうもろこしは1か月毎に植え付けていきますので、もう少し様子を見ます。
アワノメイガに完全勝利する日は来るのでしょうか。
トウモロコシはですね、もぎたてが本当に美味しいんですよ。
生でも甘くて美味しいです。
これぞ家庭菜園の醍醐味なんです!
今年こそ生で美味しいトウモロコシを味わうのが、家庭菜園の一番の目標です。
以上、皆様の参考になれば幸いです。
それではまた!