レーシングシミュレーターのコックピット製作 設計編
ドライビングスキル向上のためにレーシングシミュレーターを導入することにしました。
PSのようなコントローラー使っていたのでは、なかなかスキル向上にはなりません。
まずはコックピット(車の運転席)を作りますが、コックピットに組み付ける構成パーツを集めてからどうやって作るか考えることにします。
コックピットに組み付ける構成パーツがないと、コックピットフレームの寸法計算が出来ません。
構成する最低限のパーツは、以下4点。
① 座席
② ハンドル
③ ペダル
④ パソコン(ソフトウエア含む)
⑤ モニター
①はチェアに改造してみたRECAROセミバケが遊んでいたのでそれを使います。
車のシートをチェアにするキットが売っていたんです。
②と③はネットで評判だったThrustmasterのT300RS GT EDITIONというセット品を購入してみました。約6諭吉しましたが、ドライビングトレーニング用としてはこれが最低ラインのようです(;’∀’)
④は家にある自作PC(6歳)をちょっと仕様変更すればなんとか使えそうです。
ハンドルセンターのロゴが気になりますね。ソフトはグランツーリスモじゃなくて、アセットコルサなんですけど!
PCは、グラボを GTX750Ti から RTX2070super にバージョンアップしました。これでVRゴーグルもサクサク動くはず?!中古で約4万円なり。
とりあえず、ハンドルを机に固定し、ペダルを床に置き、レカロチェアに座って、アセットコルサを試してみました。
ショートサーキットのコースをマイカーと同じインプレッサで走ってみたけど、コースアウトしまくりです。まともに走れやしない!
いくら自分が下手でも、実際にサーキット走ってもコースアウトしないんですけど…。
適当にセットしただけでは、シミュレーターはリアルとはずいぶん勝手が違います。
シミュレーターがドラテクの練習になるのか、激しく不安を覚えました(;´Д`A “`
さて、必要な構成パーツが揃ったので、パソコンがある場所へ設置するコックピットを考えてみます。
ちなみに、このパソコンはシミュレーター専用にするわけではないので、シミュレーターを使用するときだけパソコンの前にコックピットを持ってくることにします。
どうやって??
なるべくシンプルに実現するにはどうしたらいいか、1週間考えました。
コックピットをアルミフレームで構成しキャスターを付けて、ゴロゴロ移動できるようにします。
そして、レカロチェアはチェアのまま使います。キャスター付いてるし、そのまま流用して、アルミフレームと合体させる作戦です。
アルミフレームは初めて使用するので、どんなものを使えばいいのか分かりませんでしたが、アルミフレームでのコックピットの作り方を細かく紹介してくれているブログが大いに参考になりました。感謝です。
使用するのはコスパの良いMISUMIのアルミフレームです。MISUMIは、アルミフレーム筐体設計ソフトとういのを無料で提供してくれています。これを使うと3Dでアルミフレームの設計が簡単にできて、ジョイントの部品もソフトが勝手に選択してくれます。
しかも、図面が完成したらそのまま注文できるから便利過ぎます。
(無料ソフトなので融通が利きませんが…。)
図面通りの寸法にカットもしてくれるので、届いたら自分で作成した図面を見ながら組み立てるだけです。
こちらがアルミフレーム筐体設計ソフトで設計したコックピット。金額も計算してくれます。
部品点数82点ですって。ソフト使わないで自分で計算すると、必要部品に過不足が出てくる自信があります(笑)
ちゃんとキャスター付きですよ。このアルミフレームにハンドルとペダルと座席を取付けます。
何故このような形状になったのか、次回の組み立て編で説明します。
一見すると、なにこれ?ですねw
それではまた!