畑のシルバーマルチを籾殻マルチに変更
私の家庭菜園は土がほとんど見えませんw
今年は出張が多くてあまり畑をいじれないので、雑草対策でマルチと防草シートしてます。
マルチには黒とかシルバーとかありますが、シルバーは虫よけ効果があるようなので、シルバーマルチ使ってます。
真夏は肥料をあげるのをちょっと控えてました。野菜も猛暑で元気ないから活発に成長してないです。成長しないなら肥料あげてもな~と。
人も夏バテになると食欲なくなりますし。
9月になって、夜の気温は25℃くらいと過ごしやすくなってきたので、野菜も夏バテから復活してくれるはず!
しっかり追肥するためには、シルバーマルチが邪魔です。
毎年、この時期にマルチを剥がしてしっかり追肥し、その後の畝は土むき出しの状態でした。
そうするとどうなるか?
雑草が生えまくりになりますw
そして、水やりしないと野菜の元気がなくなることがあります。雨次第ですが。
マルチしているときは土が乾きにくいから、ほとんど水やりする必要がないんですよね。楽チン。
そこで今年は畝に籾殻を敷いてみることにしました。
普通に畝に籾殻敷いても、籾殻が散らかってなくなってしまうのは想像に難しくありません。風が吹けば、どこかにピュ~と。
そこで、ホームセンターで樹脂の畔(アゼ)波板を買ってきて、畑に花壇を作ることにしました。
連結できる樹脂の畔板1200×300㎜のサイズを購入し、半分にカットして150㎜の高さにします。1枚350円くらいでしょうか。
私の場合は、カットするところにマスキングテープで印を付けて、重ねた畔板を丸鋸でズバーっとカットしちゃいます。精度は求めません。5ミリくらいズレてもOKです。
まず、こんなのを作ります。黒い棒は、樹脂製の境界杭です。Amazonで140円くらいでしたが、最近値上がりしてますね。境界杭が汚れているのは気にしないでくださいw
では、サクッと作り方を。長くなるので、所々端折ります。
畔板の端を6センチくらいの長さでカットします。裏面に突起があるので、ニッパーでカット!
そして、杭にネジで固定するので穴を開けます。使用したネジは、3.8×32㎜のコーススレッドなので、Φ4.5の穴を開けました。杭にはΦ2.5㎜の下穴を開けておきます。
6㎝カットした部分を杭に固定します。このとき、ジョイントのオスを左側、メスを右側にします。
逆でもOKですが、必ず付ける方向は同じにします。
その後、端をカットされた畔板を固定します。幅は畝の幅に調整します。私の場合は約60㎝です。
このパーツが一つの畝に2個必要になるので、2個×畝の数だけ作ります。
パーツが完成したら、畑のマルチを剥がします。右の畝が剥がす前で、左の畝が剥がした後です。
マルチを剥がしたら、作成した杭付きパーツを大きめのゴムハンマーで打ち込みます。
水平器で大体の水平を見ながら打ち込むといいです。水平器は百均で十分です。
高さは、畝より少し高くなるようにしておきます。
上の写真の状態から、左右に畔板を連結していき、ゴムハンマーと水平器で高さを揃えていきます。
最後に、反対側も杭付きパーツを打ち込んで畔板花壇の完成です。
花壇のサイズは4800㎜×600㎜で、1200㎜×300㎜の畔板を5枚使っています。
費用は、一畝分で2300円くらいでした。
次に、写真撮り忘れましたが、追肥(有機石灰+EMボカシ+堆肥+鶏糞+ニームペレット)を適量撒いて、写真に写っている角材(端材)で綺麗に均します。
この端材、春からずーっと畑に転がってますw たまに活躍するんですよ(*´з`)
そしていよいよ籾殻の登場です。籾殻はJAのカントリーエレベーターで無料で貰えました。
無料で貰える地域が多いと思います。
ここで、籾殻を貰えるところを探す方法を紹介しておきます。
・GoogleMap等で近所のカントリーエレベーターを検索します。
・表示されたカントリーエレベーターの電話番号に「籾殻があれば頂きたいのですが」と電話します。
・OKもらえれば、貰いに行きます。
(カントリーエレベーターによっては、籾殻がなかったりします。)
意外と簡単でしょ?
電話したら、カントリーエレベーターに人がいないかもしれなけど、勝手に好きなだけ持って行っていいと言われました。そんなものなんですねー。需要ないのかな?
実際に行ってみたら巨大な施設で、どこに籾殻あるか分からなくて人を探すのに苦労しましたよ。
籾殻貰いに行くときは、専用のコンバイン袋を持っていくと、取手とチャックが付いていて便利です。ホームセンターで売っていました。
白い土嚢袋の巨大版みたいのとメッシュの青いのが売っていて、メッシュの方が作りがしっかりしていて高いです。一つ400円くらい。
私はメッシュの方を買いましたが、白い方で十分かなと思いました。白いのは150円くらいだったかな。
メッシュだと車に積み込むときに、籾殻の粉が車内に落ちます。
籾殻を敷いて完成です。厚みは3センチくらいです。
ひと畝にコンバイン袋2個分でちょうどいい感じでした。
風が吹いたら籾殻が飛んで行ってしまって、なくなってしまうんじゃないのか?と心配していました。
実は写真の左端にも籾殻花壇が少し映っていますが、こちらは1か月前に作ったものです。ひと畝だけ籾殻花壇を作って様子を見ていました。風は比較的強い地域ですが、籾殻が風に飛ばされてなくなることもなく、大丈夫そうです。
そして、防草効果もバッチリ!
真夏でも水やりしなくても大丈夫でした!
最後に、現状分かっている問題点を一つ。
野良猫が地雷を埋めていくことがあるんです( ;∀;)
一度だけやられましたよ_(:3 」∠)_
それではまた!