一斗缶収納を兼ねた踏み台の製作DIY
年末の大掃除でシュークローク(?)を整理していました。
床に色々と物が置いてあるせいでスッキリしません。
下の写真のスノコは、廃ダンボールの収納DIYの記事でダンボール収納できるステップに作り替えてスッキリしました(見る人によっては違和感ありまくりですがw)。
あとは白い踏み台がなくなれば、だいぶスッキリします。
本記事の目次
① シュークロークの問題点
② 踏み台のアイディア
③ 製作
④ 使い勝手
① シュークロークの問題点
シュークロークというか、ほとんどDIY道具用倉庫と化してますw
まず、一つ目の問題点が
・上の棚にアクセスするための白い踏み台が邪魔!
でもないと困るんですよね。
一時期、折り畳みの踏み台を使用していたこともありますが、折り畳んだ踏み台をしまう場所もないし、面倒くさいので折り畳まなくなってしまいました。
二つ目の問題点が
・奥にある2個の一斗缶が出し入れしにくくて使いづらい!
2個の一斗缶には、それぞれアルコールとアセトンが入っています。
アルコールは特に、数週間に一度スプレーボトルに補充します。補充も地味に面倒くさいんですよね。重いしこぼれやすいし。
これらの問題点を解決するのが目的です。
ちなみにアセトンは、超強力な脱脂や汚れ落としとして使います。
女性の方ですと、ネイルやマニキュア落としてよく使われると思います。
一斗缶で買うと安いんですよ。
② 踏み台のアイディア
単純に、踏み台と一斗缶収納が合体すればいいわけでよね。
丈夫な板で四角い枠を作って、その中に一斗缶をしまえばいいと考えました。
踏み台として使わないときは棚下に収納しておいて、踏み台として使う時だけ引き出して使えば邪魔にならないかなと。
そうするとキャスターが欲しくなります。
でもキャスター付けると2つ問題が出てきます。
・踏み台に上ったときに動いて危ない。(車輪ロックは面倒くさい)
・キャスターの高さ分(5~6㎝くらい)のスペースを余分に確保する必要がある
キャスターを付けるのは却下して代替品を探していましたが、最終的に滑りをよくするシートを底面に張ることにしました。
あとは、一斗缶からアルコールとかをスプレーボトルなどに補充しやすい工夫があれば目的は達成です。
一斗缶から別容器に補充するとき、一斗缶のお尻を浮かすと補充がしやすいと考えて、一斗缶を傾けたときにお尻が浮くように桟をつけることにしました。
その工夫は次の項で写真で説明します。
③ 製作
材料は、廃ダンボールの収納DIYの記事と同じ材料の杉板を使いました。
150×24×2000の板を2枚買ってきて、木工用の接着剤で張り合わせて300×24×2000のサイズにして使います。
張合わせているところの写真を撮り忘れましたが、木工用の接着剤は木を圧着接着すると人の力では剥がせなくなるほど強力です。
2枚の板が接着出来たら、丸鋸でサクサクカットしていきます。
踏み台の天板の裏には、トリマーで溝が掘ってあります。
踏み台として手で引き出すとき、取手の役割を果たしてくれます。
一斗缶を載せる底板はウッドデッキ倉庫製作DIYのときに余ったOSBボードを使いました。
OSBボードの細かい棒きれのような枠が取り付けてありますが、これは一斗缶を置いたときに位置がずれないようにするためのものです。
そして、前後に桟を取付けます。
ねじ止めして箱になったら、ひっくり返して「カグスベール」というシートを貼り付けます。
カッターやハサミで簡単にカット出来ます。33×60㎜で6枚カットしました。
裏面はシールになっているので、貼るだけ。
6カ所このように張り付けて完成です。ケチらずに、この倍くらいのサイズにしたほうがもっと滑りが良かったかも?!
ついでに、お菓子が入っていた一斗缶が一つ余っていたので、金属ゴミ箱にしました。
中に、玄関に敷いたフロアタイルの端材を両面テープで張り付けておきました。
これでガチャガチャ音がしないはず。
一斗缶を倒すと、桟がいい感じに仕事してくれます。
④ 使い勝手
一斗缶からほかの容器に補充するときは、写真のように傾けて補充します。
桟が支点となって、一斗缶のお尻が浮く仕組みです。
これで一斗缶から別容器への補充が本当に楽になりました。
桟は四角い木の枠の補強にも一役買っています(*‘∀‘)
それでは、完成した状態を見てみましょう。
しまってあるときは、こんな感じ。桟があるおかげで、一斗缶を引き出さなくてもそのまま別容器へ補充可能です。
手前の廃ダンボールの収納DIYの記事で紹介した杉板のステップは靴を履かずにDIY道具にアクセスするためにせり出してます。
横の玄関側からみるとこんな感じになりました。
杉板のステップが目立ちますねw
角で足をぶつけると痛そうなので、Rに削っておきました。
踏み台を使用するときは手前に引き出します。
カグスベールのおかげで、片手で楽々引き出せます(´▽`*)
以上、超マニアックなDIYですが、何かの参考になれば幸いです。