フルバケ用自作シートクーラーの改良
1年ほど前に、6点式ハーネスが使える、フルバケ用シートクーラーを作りました。
お尻はとても冷えて快適なんですが、背中までは風が来ないので、蒸れます。
フルバケは身体と隙間なく密着しますからね…。
結果、背中は汗をかいてしまいます。
そこで今回、背中が蒸れる問題を解決すべく、シートクーラーの改良を実施することにしました。
本記事の目次
① シートクーラーの問題点
② インナーの再選定
③ インナーの交換作業
④ 結果
① シートクーラーの問題点
上の「フルバケ用シートクーラーの製作 その②」のリンクの最後に、背中が蒸れるのは腰の部分に設置したシートヒーターが原因と書きましたが、シートヒーターは真犯人ではありませんでした。
撤去しても、結果はほとんど変わらなかったのです。

一番の問題は、背中のインナーの素材にあります。
座面は写真に示す黒いプラメッシュを採用しましたが、背中はダブルラッセルという手で摘んでいるグレーの柔らかいメッシュ生地を採用しました。
これは柔らかいので簡単に潰れます。
結果、足元から送り込んだ風が、腰から上に通らないということになります。
そうなると、背中の当たりの弱い、生地が潰れていないところは動かない空気層となり、そこは保温効果バツグンになるわけです。逆効果ですね😭
② インナーの再選定
背中のインナーを、潰れないけど空気は通すものに変更すれば、蒸れは改善するはずです。
ただ、フルバケ用なので、ホールド性を損なうものは極力避けなければいけません。
厚みは5㎜程度に抑えたいし、硬いのもNGです。
そんな都合のいいものがないだろうかと、探すこと数週間。
ついに見つけました!

これです!
バイク用のメッシュのシートカバーです。
座面用のメッシュなので、簡単に潰れないようになっています。
そして厚さは5~6㎜程度。値段もそんなに高くありません!
まさに理想の商品でした。
③ インナーの交換作業
それでは背中部分のインナーを交換していきます。といっても、嫁様担当です😆

シートクーラーをフルバケから取り外し、赤矢印の縫い目を解くと、中から蒸れてしまうインナーが引っ張り出せます。

そして、引っ張り出したインナーと同じサイズでバイクのメッシュカバーを切り出します。

カットしたところがほつれるので、ライターで軽く端面を溶かします。

新旧比較です。
シートカバーは、わずかに寸法が足りずに角がありませんが、問題はありません。

拡大してみると、通気性にだいぶ差があるのが分かります。
そして、手で押してみても完全には潰れない丈夫さです。

元通り縫い付けて完成です。
写真下側が座面、上側が背中側です。
座面には6点式ハーネスの股ベルトを通すための穴が開いています。

肩ベルトの樹脂カバーを外し、シートクーラーを樹脂カバーの内側に挟み込みます。
位置がずれないように、両面テープで仮固定します。

こんな感じです。

股ベルトをシートクーラーの穴に通します。

穴カバーをシートクーラーの生地と一緒に挟み込めばシートクーラーの固定は完成です。

取付け時間は、10分くらいでしょうか。
パッと見でシートクーラーと分からない仕上がりですが、取付は市販品より面倒くさいです😅
④ 結果
シートクーラーを改良して、ドキドキしながら炎天下の中ドライブをしてみました。
ちゃんと背中まで冷風が届きます😍
ただ、お尻と比べると、ちょっと弱いですが それはしょうがないですね。
目標の、背中が蒸れる問題は解消できました!
今まで真夏の暑さ対策をいくつか実施してきて、だいぶ改善してきましたが、まだ暑いです。
サイドシル側面や、足元のアルミパネルなんかも熱を持ちますからね。
屋根のフェルトっぽい生地も触ると熱いです。ここは顔に近いので影響は大きそうです。
ということで、次の暑さ対策は屋根断熱ですかね。
カーボンの屋根に変えてから、バルクヘッドに貼った遮熱断熱材を屋根の内側に貼るかもしれません。
当分、DIYのネタは尽きないと思いますw
以上、皆様の参考になれば幸いです。
それではまた!


