浴室の床の白い汚れを落とす最終手段
浴室の床に白い汚れがこびりついていることに気が付きました。
普段お風呂に入るときは、浴室の床が濡れているので分かりませんでしたw
嫁は知っていたけど、擦っても取れなし、私が何とかするだろうと放置していたとのこと。
(お風呂の掃除担当は私です)
私も床を擦ってみたけど、なかなかに頑固です。
本記事の目次
① 汚れの種類の確認
② 洗剤の選択
③ 実践!
④ 効果確認
① 汚れの種類の確認
そもそも、この白い汚れはなんなのか?
引きで見てみると分かります。犯人は石けんカスの汚れです。
石鹸を使った後、受け皿の水抜き穴から高濃度石鹸水がポタポタと落ちます。
こいつが乾いたのが白い汚れです。
簡単に取れないので、石鹸が何か別なものに変質しているんでしょうかね(?_?)
何はともあれ、石鹸はアルカリ性なので、白い汚れはアルカリ性の汚れであるということが判明しました。
余談ですが、築6年で石鹸汚れは初めてです。
固形石鹸を使うのは、主に小学校低学年の娘です。石鹸を泡立てて洗うのが好きなんだとか。
娘が石鹸をしっかり使うようになったということなんですかね(´▽`*)
② 洗剤の選択
汚れの種類が分かったので、次は洗剤を選びます。
頑固なアルカリ性の汚れには、酸性の洗剤を選びます。
アルカリ性の汚れに、アルカリ性の洗剤(マジックリンとか)を使っても汚れはおちません。
ちなみに、バスマジックリンは中性です。
酸性の洗剤で、ロングセラー商品といえばこれです。
みんな知ってるサンポール!
本当は、トイレの黄ばみとか尿石を落とす洗剤です。
侮るなかれ、こいつは安いくせに凄いんです。
pHは約1なんだとか!!
アルカリ汚れを強力に溶かしてくれます。
間違ってもパイプユニッシュなどのアルカリ洗剤と混ぜてはいけません。
③ 実践!
では実際に使ってみましょう。
我が家の浴室の床材は、TOTOのほっカラリ床です。
サンポールを5倍程度に希釈して床に垂らします。
写真ではまず最初に原液を直接垂らして、後で霧吹きで薄めていますが、先に薄めたほうが楽です。
※原液で使用した場合、洗剤が強すぎて床が変色するリスクを伴いますので注意下さい。心配な方は、目立たない場所で確認をすることをお勧めします。どうしても落ちない頑固な汚れじゃない場合、まずは10倍程度に希釈して使いましょう。
※昔ながらのタイルの床には特に注意が必要です。タイル目地はアルカリ性のものが多いので、目地が溶けて痛む可能性があります。やはり10倍程度に希釈して使いましょう。
次に、円を描くようにサンポールの液体を伸ばしていきます。
隅のコーキングにはサンポールの原液が付かないように注意します。
強く擦る必要はありません。白い汚れにしっかりとサンポールの液体を馴染ませます。
その後水の入った霧吹きで、サンポールを塗ったところに吹きかけ、希釈します。
先に原液で塗り広げたほうが粘度が高くてやりやすいかなと思いましたが、スプレーによる希釈の場合、希釈率がよく分からなくなるので、お勧めできません。
そうしたら、30分ほど放置します。それ以上は厳禁です!忘れないようにタイマーを必ずセットします。洗剤が強いので、長時間放置は禁物です。
30分経ったら浴室の扉や窓を開けて、しっかり換気をしつつ、再び円を描くようにタワシなどで軽く擦っていきます。化学反応でアルカリ汚れが溶けているので、強く擦る必要はありません。
最後に、シャワーで流しておしまいです。
④ 効果確認
再び床が乾いた状態で確認してみます。赤丸に示すところとか、壁際とか、まだ少し汚れが残っていますが、まあまあ綺麗になったんじゃないでしょうか。
残った汚れも簡単に落とすことが出来ます。
床もタワシも乾いた状態で、残った汚れを軽く擦るだけです。
すでに汚れは床から剥がれかかっている状態なので、軽く擦るだけで取れちゃいます。
軽く擦った後はこんな感じです。
同じようにやって汚れが落ちない人は、何度か繰り返してみて下さい。
ポイントは、強く擦らないことと、必ずタイマーをかけること。
原液の場合は特に、床にダメージを与えてしまうリスクがあることを忘れないでください。
以上、皆様の参考になれば幸いです。
それではまた!