屋根付き駐車場のウッドフェンス改造DIY 3
我が家の北側の駐車場をDIYで改造します。
前回の記事「屋根付き駐車場のウッドフェンス改造DIY 2」の続きになります。
さてさて、木材を株式会社リーベに注文しました。
選んだ材木は、ひのきサイプレス。
主に、2900mmと2100mmの長さのものを購入しました。
豪州ひのきで、オーストラリアからの輸入木材です。日本のひのきよりも硬くて木肌がスベスベしています。耐久性も20年以上期待できます。
そして、ひのきらしい良い香りがします。
こちらが届いた木材です。
断面に、木割れ防止のためにワックスが塗られていてベタベタするので作業前にウエスで拭き取ります。
これが地味に面倒くさかった(*_*)
次に、木材は公称長さより20mm~50mmほど長くカットされていて長さにばらつきがあるので、長さを揃えために「両端」をカットします。
片端ではなく、両端です。
なぜなら、綺麗に直角が出ていないから。そして断面にワックスが染みこんでいて、後工程で塗装する塗料が染みこまないからです。
自作した丸ノコスライドガイドが大活躍しました(*´з`)
別記事で紹介してますので、興味のある方は参照くださいませ。
次に、板材と柱が干渉する箇所があるので、トリマーで削ります。
自作した「サイクロン集塵機Ver.2」が大活躍しました。
どうも私はヒノキアレルギーのようでして、花粉だけじゃなくて削りカスも痒くなります。蕁麻疹みたいになっちゃうんですよ。
トリマーで削ったときに出る大量の削りカスはしっかり吸引してもらわないと困りますので、サイクロン集塵機を急遽作り直しました。
上の2枚の写真のサイクロン集塵機が変わっているのが分かりますでしょうか。
この違いにすぐ気が付いた人はマニアですw
サイクロン集塵機を作り直した記事は「簡単ペール缶集塵機の製作DIY Ver.2」を参照ください。
トリマーでこんな感じに削りました。
なぜこんな加工が必要だったのかは、完成写真の時に説明したいと思います。
側面のウッドフェンスの長さは5mなので2.9mと2.1mの長さの板を組み合わせます。
なるべく木肌の似たものを対にしてみました。
まあ塗装しちゃうので、あまり神経質になる必要はないんですけどもね。
板を繋ぐ場所は柱のところではないので、ダボ継ぎという方法を試します。
本当は柱のところで繋ぐのが見た目も強度的にもベストなんですが、そうすると長い板を購入して柱の位置でカットすることになります。
つまりコストアップとなるわけで予算10万円以下を満足出来なくなってしまいます( ;∀;)
ダボ継ぎは専用の治具が売っていたので、そちらを購入して試してみました。
ドリルガイドを板に挟んで、クイッククランプでガッチリ固定します。
ダボ用穴あけ位置が固定されるので、あとはドリルで穴を開けるだけです。
それにしても、精度がいいと思ったドリルガイドですが、若干のガタがあるので1mmほどセンターから位置がずれますね。ガタを少なくするために、テープで調整したりしたんですが完全にはガタを消せません。
フリーハンドなので雑ですが、赤線がセンターとすると穴が上にズレているのが分かると思います。
所謂、治具のクセです。クセを分かったうえで使えば対処法はあるんですが、まあ面倒くさいんです。
穴を開けたところにダボを打ち込んで…
接続するとこのようになります。
ちなみにダボ接続するのは、板材を柱に取付ける直前でございます!
ドリルガイドは、後日アルミテープで摺動部のガタを可能な限り対策しました。摺動部のクリアランスが0.5mmもありました。
青丸で囲ったところがアルミテープを巻いてクリアランスを埋めている箇所です。
最初は応急処置でマスキングテープを巻いていましたが、マスキングテープじゃダメですね。
ダボ用の穴あけ加工が終わったら、柱にネジ固定する位置に穴開け加工して塗装します。
ひのきサイプレスは硬い木なので、事前に穴を開けておかないとコーススレッド(木ネジ)が通らないんです。
塗装準備の様子です。
下にダンボールを敷いておきます。
使用する塗料は、キシラデコールのチーク色です。
これをコンビニのアイスコーヒーのコップに入れて、ゴム手袋の上に使い古しの靴下を被せ、コップにチョンと付けて塗り塗りしていきます。
刷毛よりムラなく塗れますが、手は激しく蒸れますw
右側の板が塗装後です。
浸透性塗料なので、木目もちゃんと残っていて、木の質感が生きています。
作業している日は7/15~19です。最高気温は38℃でした。
あまりの暑さに立ち眩み頻発です。扇風機がないと、辛くて辛くて( ;∀;)
振り返ってみると、大物DIYを実施しているときって猛暑なときばかりです。
学習能力がないのだろうかw
続きはまた来週更新予定です。
皆様の参考になれば幸いです。
それではまた!