フロアジャッキの収納箱製作
今まではフロアジャッキを収納ケースに入れて倉庫に仕舞っていました。
上のリンクのものです。
でも、フロアジャッキを仕舞うにはちょっと大きすぎたので、倉庫の荷物が増えて手狭になってくると無駄にスペースを取っているので邪魔です。
というか、このクリアケースをエキシージの部品を入れるのに使いたいなと。
ずっと前から不満だったんですけど、フロアジャッキ用の箱って どうして売っていないんですかね。売ればいいのに。
そこで、アストロプロダクツのフロアジャッキを仕舞うのにちょうどいいサイズの箱を、端材の合板で作ることにしました。

丸ノコでこのようにカットします。
設計寸法は内寸で、540×300×190mmです。
しかし、端材の面積が僅かに足りずに少し小さくなってしまいましたが、そこは省略しますw
丸ノコがない方は、ホームセンターでカットしてもらうといいと思います。

長四角の穴が開いたパーツは、取手用の穴を開けるためのトリマーガイドです。
合板をカットした端材で作りました。

超面テープで、取手が欲しいところに貼り付けます。
そして枠の中に10mmの穴を開けておきます。
トリマーには、ガイド付きのビットを装着して、穴にビットを差し込んだら四角枠に沿って削っていきます。

そうすると、このように削れます。

箱のパーツを展開図のように並べると、写真のようになります。
フロアジャッキは重いので、棚に仕舞ったときに、箱をどこでも持てるように取手はたくさん作っておきます。
取手は、2ヵ所穴を開けて紐を通しても出来るんですが、ちょっと拘ってみました。
黄色いマスキングテープは、接着面です。
この後に塗装をしますが、接着面はボンドを付けるので塗装が付かないようにしておきます。
また、ボンドだけでは固定が心許ないので、径2mmのビスで固定します。
ビス固定するところには、予め2mmの穴を開けておきました。

塗装する塗料はこちらを使います。
艶消しクリアの浸透性の木製保護剤です。
フローリング用のなので、撥水、防汚効果があります。
これを塗装すると、圧倒的に合板が汚れにくくなり、耐久性も向上します。
速乾性のタイプは初めて使いましたが、乾くのが早すぎて塗りにくいように感じました。
何というか、塗ってるそばから乾いていくので、塗っているときの抵抗が大きいんです。均一に塗り広げるのも大変でした。
浸透もしにくいような気がします。
私は下のリンクの速乾性ではないタイプの方が好みです。乾くのは時間が掛かりますけどねw

オスモカラーで塗装して、箱を仮組してみましたが、何となく味気ない気がしました。

そこで、底板をラッカースプレーの艶消し黒で塗装しましたw
黒いフロアジャッキを入れるので、底面は黒でいいかなと。

塗装が終わったら、接着面に薄くボンドを塗ります。

接着する板を貼り付けて、ビスを付けるところに下穴を開けます。
予め2mmの穴を開けてあるところに、1.5mmの下穴を開けていきます。
合板に径2mmのビスを締め付けるので、下穴を開けておかないと合板が割れちゃうのです。

ビス止めして、このようになりました。

さらに、滑り止めシートを敷いて、このようになりました。
これで完成です。
滑り止めシートは、リンクのようなやつですが、ニトリやイケヤなどでも売っています。

フロアジャッキを仕舞うと、こんな感じです。
倉庫の棚に収納するので、蓋は作りませんでしたが、シンプルで使いやすいです。
製作時間は、3時間くらいでしょうか。
以上、皆様の参考になれば幸いです。
それではまた!
