BMW 420iにアルミテープチューン
私の丸目インプレッサにアルミテープチューンを実施したら、明らかに体感できる効果が得られたので、嫁号の420iにもアルミテープチューンを実施してみます。
丸目インプレッサ(GDB)にアルミテープチューンを実施した記事はこちらです。
果たして、超鈍感な嫁様が変化を感じることができるでしょうか?!
まずは、車の右半分だけアルミテープを貼って様子を見ることにします。
ちなみに、インプレッサには左半分だけアルミテープを貼ってみたら、直線でハンドルを離すと左に車が寄って行ってしまう現象が起きました。
そして右半分も左側と同じようにアルミテープを貼ったら、左に車が寄ってしまう現象は無くなりました。
ということは、420iも同様の現象が起きるのではないかと思いまして。
つまり、車が右に寄って行ってしまうのではと思うわけです。
本記事の目次
① 使用したアイテムたち
② アルミテープを貼った場所
③ 車の右半分だけ貼った結果
④ 左も貼った結果(スタティックディスチャージャーも追加)
⑤ 驚きの燃費効果
① 使用したアイテムたち
アルミテープはこちら。
幅は25mmが使いやすいです。そしてテープの接着力は3Mが定評があっていいと思います。
ギザギザにカットするハサミはこちらを使用しました。
ギザギザにカットすることで、静電気を放電するための端面を増やします。
アルミテープの面積より、静電気を放電するための端面の長さが多いことが重要とのこと。
このハサミは、子供の工作用ですが、作りが良く切れ味が良いのが特徴です。
② アルミテープを貼った場所
それでは、ザックリと紹介していきます。
まずはエンジンルームから。
赤丸が表に貼ったところで、オレンジ線が裏に貼ったところです。
これらの半分以上はカバーで隠れてしまいます。
ラジエターカバーやエンジンカバーの裏にも貼っています。表でもいいんですが、なるべく目立たない方がいいなと思いましてw
次はボディーです。
Frスポイラーの下面です。
こちらもFrスポーラー下面です。
Frバンパーとフェンダーのオレンジの線の位置に裏から貼っています。
フェンダーライナーをめくって貼りました。
フェンダーライナーはボルトを外すとめくることが出来ます。
Frフェンダーに貼るのは車進行方向側の端面。つまりバンパー側です。ドア側には貼りません。
タイヤの回転方向を考えると、ここが最も効果的です。
インプレッサ同様、サスペンションにも貼っておきます。
ホイールの裏側。
まずセンターキャップの裏に貼ります。トヨタの特許によると、ホイールではここが最も効果が高いようです。
オマケでスポークにも貼っておきました。
アルミホイールは、塗装されているので電気を通しません。
そして、ホイールは回転するのでタイヤハウス内は空気との摩擦で乱流が激しくなります。
つまり、帯電するんですねー。
サイドミラー下側はこのように貼りました。
Frドアはこの位置の貼っています。ボディーが曲面になっているところの裏に貼ると効果的のようです。
Bピラーの付け根のところにも貼ってます。
Rrドアはこの位置に貼りました。
Rrドアの閉じるところにも貼っています。
Rrフェンダーも写真のように車進行方向側の端面に貼ります。
BMWのフェンダーライナーはフェルトみたいな素材になっていたので、表面にアルミテープが貼れませんでした。
なので、フェンダーライナーをめくったところに貼っておきました。
Rrフェンダーの後ろ側には、このように縦にもアルミテープを貼りました。
そして写真は割愛しますが、Frと同様、サスペンションとアルミホールにもアルミテープを貼っています。
Rrスポーラー下面にはこのように貼りました。
空気がボディーに沿って流れ、最後ボディーから離れるところにアルミテープを貼ると、乱流が起きづらくなる、つまり空気抵抗が低減できるのかなと思います。
Rrバンパーのオレンジの線の位置にも裏から貼っています。
Rrのフェンダーライナーをめくると内側に貼ることが出来ます。
次は車内です。
Frガラス上面に、目立たないように貼ります。
Rrガラス上面にも、Frと同じように目立たないように貼ります。
Rrガラスは下側にも目立たないように貼ります。
ハンドルのコラム下にも貼っています。
このテープは6年前に貼ったような気がします。ここは静電気が溜まりやすいんだとか。
③ 車の右半分だけ貼った結果
さて、エンジンルーム以外は右半分だけボディーにアルミテープを貼った訳ですが、嫁様の感想は、
よく分からない。
でした。
アクセル離した後がいつもより進むような気もするけど、車が右に寄ってしまうということはないと。
あれれ?
首を傾げつつも私も運転してみます。
確かに、車が右に寄ってしまうという症状はほとんどありませんでした。
全くないわけではないんですが、インプレッサに比べると微々たるものです。
420iのほうが、足回りの性能が良く、空力も優れているので直進性が崩れないということでしょうか。
④ 左も貼った結果(スタティックディスチャージャーも追加)
右半分だけ貼った結果が期待通りではなかったので、若干モチベーションが下がりましたが左側も右側と同じように貼り、スタティックディスチャージャーも追加しました。
これはアルミテープの補足みたいなものです。
結果は、明らかに車が軽くなったように感じました。
以前よりアクセルを踏まなくても良くなりました。
そしてインプレッサの時も感じたのですが、アクセルオンのときの加速が軽くてスムーズになり、アクセルオフの後の空走感も増えました。
これはさすがに超鈍感な嫁様でも気が付くレベルでした。
つまり、誰でも変化に気が付くレベルであるということだと思っています。
⑤ 驚きの燃費効果
インプレッサのほうが効果が高かったのですが、インプレッサはあまり乗らないために燃費比較が困難です。比較出来る頃には季節が変わっちゃいますw
420iは今時の車なのでメーターに燃費が表示されます。便利ですねw
では燃費結果を紹介します。
走行はもっぱら通勤ですので、平均車速は30km/hくらいだと思います。
こちらは、右半分だけアルミテープを貼って100kmほど走行した後の燃費。
本当は、アルミテープ貼る前の画像を載せるべきなんですが、写真を撮ったつもりが保存できていなかったようです。
アルミテープを貼る前は7.6~7.7km/Lくらいでした。
右側だけアルミテープを貼って、約3%の燃費改善ということになります。
これだと体感も難しいのも納得ですね。
こちらは左右にアルミテープを貼って、300kmほど走行したときの燃費です。
アルミテープを貼る前と比較して、約8%燃費が良くなったことになります。
正直信じられないほどの効果です。
私はかつてエンジン制御の仕事をしており、燃費を1%改善するために血がにじむような努力をしておりました。
あれはいったい何だったのかと思ってしまうような結果です。
そして、約1か月経過してさらに走行が進んだ現在の燃費です。
季節柄、エアコン負荷が少なくなったことを考慮しても燃費が良くなっているのは間違いないようです。
仮に燃費が10%改善し、年間1万キロ走行するとします。
420iの場合ですと、年間2万円ほどガソリン代が安くなる計算です。
掛かった部品代は千円ちょっとと、半日の工数です。
アルミテープチューン、おススメですよ!
以上皆様の参考になれば幸いです。
それではまた!