エキシージのリザーバータンクキャップからのフルード漏れ対策
サーキットを走行前に、ブレーキフルード交換をしようとキャップを開けたところ、何か違和感を覚えました。

リザーバータンク周りがベタベタしており、フルードレベルがLow近くまで減っています。

上から覗いてみると、広範囲にフルードがこぼれた跡があります。
うーん、ロータスクオリティ。
何でかなと思い、しばらく原因を探っておりました。
購入時は漏れた形跡もありませんでしたし、クラッチのリザーバータンクを別体化したとき(半年ほど前)も漏れた形跡はありませんでした。
しばらくリザーバータンクのキャップを弄ってみて、フルードが漏れた原因が分かってきました。
このリザーバータンクはおそらくポリエチレン製なんだと思いますが、キャップをきつく締めると、ネジ飛びを起こしてキャップが緩んだ状態になってしまいます。
そのせいでサーキットでの縦Gや横Gでフルードがこぼれたのだと思います。
とりあえず、エア抜きをいったん保留にして、キャップを締めた状態で水でこぼれたフルードを洗い流します。
フルードは水に溶けるので、おおよそこれできれいになります。

次に、キャップを外して観察してみます。写真は、軽く水洗い後の状態です。
分かりにくいかもしれませんが、黒いゴムの部分も茶色い汚れがこびりついており、過去にここにもフルードが付着していたと思われます。

キャップはこのように簡単に外れます。

上のゴムキャップを外すと、茶色い汚れがビッシリ!
ここにもフルードが上がってきているのですね。

フルードが上がってこれる経路はフロートの隙間と矢印に示す穴の2か所です。

穴は、分かりにくいですが、上の黒いゴムキャップで塞がれているところに通じています。
何のために穴が開いているのか考えましたが、フルードが減った時にリザーバータンクが負圧にならないための空気穴なのかなと思いました。
ブレーキパッドが摩耗すると、その分ブレーキピストンが押し出されます。なのでフルードが消費されることになります。
あとは、何らかの原因でフルードに漏れがあったときも、リザーバータンクが負圧にならないようになっています。通常、ブレーキフルードのキャップというのはそうゆう仕組みになっているものです。
でも、空気穴の先はゴムキャップで塞がれているんですよねー。
何とも言えないモヤモヤを感じつつも、ゴムキャップの中がドロドロに汚れていてもいい訳はなく、リザーバータンクが負圧にならないための空気の通り道は、1か所あれば事足りるんじゃないかとも思うわけです。

そこで、先人の加工を参考に、ゴムキャップに小さな穴を開けてしまいます。
これでリザーバータンクが負圧になってしまう心配はありません。

0.5mmくらいの穴が開きました。
この穴からフルードが漏れるようであれば、シリコンコーキングで塞ぎます。

空気穴はフロートの隙間で事足りると思うので、シリコンコーキングで埋めてしまいます。
ダメだったら、コーキング材を剥がせばいいのです。

このように穴が埋まりました。

べとべとになっていた黒いゴム部分をペーパーで拭き取ると、茶色い汚れがたくさん取れました。

組み直して完成です。

キャップを締め付けますが、締め過ぎないところで三角に切ったテープでマーキングをしておきます。
これで漏れないかどうか、サーキット走行後に確認をしてみたいと思います。
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日は変わって、富士スピードウェイを走ってきました。
結果、どうなったか…

漏れてます😂😂😂
キャップは緩んでいないし、ネジ飛びも起きていません。
単純に締め付けが足りていなくて、キャップの内側のゴムが密着できていなかったようです。

上のゴムキャップを外してみると、フルードがフロートの軸の部分から上がってきています。
やっぱり結構なGで、フルードがチャプチャプしてたんでしょうね。
空気穴と思っていたところは、フロートの軸の部分から上がってきたフルードを下に戻すための穴ということが分かりました。
ということで、シリコンコーキングで塞いだ穴は元に戻します。
そして、定期的にゴムキャップを外して掃除したほうが良さそうな気がしました。
キャップの上に開けた小さな穴からは漏れていなかったので、それはそのままでもいいかもしれません。
結論。
リザーバータンクのキャップを、いい塩梅で締め付けることが必要で、漏れないいけどネジ飛びを起こさない締め付け量を見極めることが重要です。

締め付け位置を、青矢印から赤矢印にして様子を見ようと思います。
とりあえず、リストバンドかヘアバンドでも巻いておこうかと思案中です。
以上、エリーゼ、エキシージ乗りの皆様の参考になれば幸いです。
それではまた!

