エキシージの車内を遮熱断熱施工
エキシージやエリーゼはMRなのでエンジンが後ろに搭載されています。
そして、エンジンルームと車内はアルミのバルクヘッドで仕切られています。
エンジンルーム側からバルクヘッドを見てみると、一応断熱材が貼られているようですが、走行中に車内からシートの後ろのアルミのバルクヘッドを触ると熱いです。
多分、1時間以上走っていると、夏場はバルクヘッドの温度は50度以上になるんじゃないでしょうか。
こうなると冷房全開にしても、シートの後ろや下から熱気が伝わって来るので暑いんです。
フルバケにしていると、背中がシートにフィットするので余計に暑いです💦
ということで、遮熱断熱材を貼ってみることにしました。
遮熱材とは、熱を反射する素材です。
断熱材とは、熱が伝わりにくくする素材です。
つまり、複合素材を使いました。
夜な夜なネットで、最適な素材はないかと1か月ほど探しました😅
採用した使用した商品はこちらです。

1枚のシートで「耐熱・遮熱・断熱」の3つの役割を果たす複合素材です。
主な特徴は以下の通りです。
1. 三層構造による多機能性
異なる素材を組み合わせることで、多角的に熱をブロックします。
- 片面アルミ箔:太陽光などの輻射熱を反射する、優れた遮熱性を発揮します。
- ガラスクロス(芯材):強度を保ちつつ、高い耐熱性を付与します。
- 耐炎繊維フェルト:特殊アクリル繊維を炭化させた素材で、難燃性と断熱・保温効果を担います。
2. 高い耐熱性能
- 使用温度範囲:連続使用で200℃まで耐えることが可能です。
- 火への強さ:直接炎に触れても溶融(とけてくっつく)せず、優れた防護性能を発揮します。
3. 軽量・薄型で優れた施工性
- 厚さ:わずか2mmと非常に薄手です。
- 柔軟性:フェルト素材のため柔らかく、配管に巻き付けたり、ハサミ等で切断・加工したりするのが容易です。
- 重さ:100×95㎝で約0.32kgと、超軽量です。
かなり優れた素材じゃないでしょうか!
さて、それでは施工していきます。

まずは天井を外し、シートも外します。

次に、ハーネスバーと黒い樹脂カバーを外します。
ハーネスバーは、シートがあると脱着に苦戦しますが、シートがないと本当に簡単に脱着できます😆
黒い樹脂カバーはネジ4本で止まっているだけでした。
黒い樹脂カバーの裏には、分厚いグレーの断熱材が貼られていましたが、赤丸の部分は前オーナーのときにリヤカメラの配線を通すために、一回剥がしたようで、断熱材が浮いていました。断熱材が浮いている個所は、断熱材の意味がありません😭
これで遮熱断熱材を貼る準備ができましたが、ちょっと脱線して別作業も並行して進めます。
この状態にしないと、できない作業がありまして😆
上の写真にすでに写っていますが、緑矢印で示す細い緑線をエンジンルームに通しておきました。
これは今後取り付ける予定のシフトタイミングインジケーター用の信号線に使います。
信号線は、ダイレクトイグニッションに繋がる線を分岐してエンジン回転数を検出できるようにするんだとか。
OBDコネクターに来ているCAN信号を、アナログに変換してもエンジン回転数は分かりそうですが、そちらも面倒くさそうですねw

シート後ろからインパネのところまでは、シートクーラーを自作したときにすでに配線してあるので、コネクターで繋ぐだけです。

緑の線はここからエンジンルームに通しました。

エンジンルーム側は、このようになっております。
さて、話を戻しまして、遮熱断熱材を貼っていくためには、正確に寸法出しするために、まず最初に型取りをしなくてはいけません。
型取りするために用意したものがこちらです。

ニトリのシステムキッチン用防虫シート(45×180cm)です。
値段は700円くらいでした。

厚みは1mmくらいで、方眼の模様が付いているので、はさみで真っすぐ簡単に切ることも簡単ですし、型取りの時の歪みの有無も把握しやすいです。

これを遮熱断熱材を貼りたいところに当てて、カットすべきところをボールペンで印を付けて型を作ります。

作った型はこんな感じです。
運転席と助手席の下の形は左右対称だったので、型をひっくり返すだけでした。
型はサイズは足りませんでしたが、そこは妄想でカバーですw

カットした状態がこんな感じです。

裏面に両面テープを貼ります。
使用した両面テープは、こちらです。
こちらの両面テープは、70℃の環境下でも高い接着力を維持できる性能を持っているので、おそらく大丈夫だろうと思い採用しました。私はよく使います。

まずは一番簡単な助手席の床面に貼ります。
違和感は全くありませんし、ズレもなくジャストフィットでした。

ちなみに、バルクヘッドのところは遮熱断熱材の長さ100㎝では足りなくて、写真の水色丸のようになってしまいます。
なので、端材を駆使して貼り付けていきます。
また、元々貼られていた断熱材が剥がれて浮いていたところは、赤矢印で示すようにバルクヘッドから突き出ているボルトに、アルミのアングル端材をナットで固定して押し付けておきましたw

遮熱断熱材をすべて貼り終えると、このようになります。
100×95㎝の遮熱断熱材で足りなかったらどうしようと冷や冷やしましたが、ほとんどすべて使い切り、何とか貼るべきところを全て貼ることが出来ました。
見た目の違和感は全くなく、説明しなければ誰も気が付かないと思います。
触った感じもサラサラしており、毛玉ができやすいとか、そういったこともありません。
シートを載せた後の写真は、真っ黒で何も分からないので割愛しますw
さて、完成してから名古屋の街中を約2時間走ってみましたが、バルクヘッドを触っても全く熱を感じることもなく、狙い通りの結果を得られました。
あとはサーキットを走った時にどうなるかですね。
以上、皆様の参考になれば幸いです。
それではまた!


