エキシージ リヤウイングの錆問題
リヤウイングの錆ってなんだっけ?
と思う方が大半だと思います。
リヤウイングを固定している特殊なワッシャーが錆びるのです。

こんな感じ。
ワッシャーの錆がアルミにこびり付いています。
この特殊なワッシャーはステンレスに見えますが、304じゃなくて409かな??
アルミが相手の場合、電蝕で錆びやすいのでしょう。
これはどこかといいますと…

この赤丸部分になります。
リヤウイングの全てのワッシャーが程度は様々ですが錆びていました。
一度発生した錆は、何も対策しなければ徐々に進行していきます。虫歯と一緒です。
気付いてしまったからには対策するしかありません。
さび落としは本当に面倒くさいのです。重症化する前に対策することが肝要です。

まずはアルミについて錆を落とします。
使用するのは、中性錆取り剤です。

中性なのでアルミが変色せずに安心です。
強烈なパーマ液のニオイがしますw
これを綿棒に滴下し、綿棒で錆びたところをひたすら擦ります。

このような程度の軽い錆の染みは、綺麗に取れます。
錆と反応して、液が紫に変色してきます。

しかし冒頭でお見せした、頑固な錆染みはここまでしか落ちませんでした。
アルミの内部に侵食しているのでしょうか…。
さて、錆びたワッシャーは再利用はしません。いずれまた錆びます。

元々も組合わせは、このような構成でした。
斜めのテーパーのワッシャーは、意匠性と空気抵抗を低減させるための工夫でしょうか。
その代わりボルトの頭が少々ずんぐりむっくりしています。

新しい組み合わせは、このような構成に変更します。
ボルトも変更し、頭の形がシャープな形のものにします。
304SUSの0.5mm厚ワッシャーを2枚重ねとし、ボルトの頭と同じ径の物を選びました。
一応、意匠性と空気抵抗を損なわないように配慮です。
それではBefor、Afterを見て見ましょう。

こちらがBefor。

そしてこちらがAfter。違和感はないかな。多分、誰も気が付かないと思いますw
真横からも比較してみます。

こちらがBefore。

そしてこちらがAfter。
出っ張りも少なくなり、空気抵抗も低減していると思います。
以上、エリーゼ、エキシージ乗りの皆様の参考になれば幸いです。
それではまた!