エキシージ

エキシージの純正シート改善検討 その1

haru

エキシージやエリーゼの純正フルバケは座っていてもなんだかシックリ来なくて、座り心地がとても悪いです。
つまり、フルバケなのに自分にフィットしていないのです。

一方、もう1台の丸目インプレッサはレカロのフルバケに変更しているのですが、座り心地はとても良いです。
私にとって、インプレッサの純正シートより遥かに良いのです。
昇降性は最悪ですけどねw

自分にフィットしないフルバケなんて、意味がありません。
いや、軽いことには意味がありますね。。。

そこで純正フルバケに小細工をして、座り心地を改善してみようと思います。

本記事の目次
① 座り心地が悪い原因調査
② 改善アイテムの検討
➂ 小細工
④ 結果

① 座り心地が悪い原因調査

エキシージの純正フルバケが、どうして座り心地が悪いのか、観察してみました。
まず、身体にフィットしなくて違和感を覚える場所は腰回りです。

エキシージのシートはこんな感じです。
クッション性はほとんどありません。でも意外と硬くて不快とは感じないです。

フィットしないのは主に腰回りですが、幅が広すぎるからではないかと考えました。

一方こちらは、24歳の丸目インプレッサに付けているレカロのSP-G3。
丁度良くフィットします。ホールド性も申し分ないです。

では、シート幅を比較してみましょう。

エキシージのシート幅は写真のところで約32cmでした。

レカロのSP-G3も約32cmです。あれれ?

結果はシート幅は同じでした。
ということは、腰の横部分の立ち上がり高さと、座ったときの沈み込み量、腰から背中にかけてのフィット感などが総合して座り心地に違いが出ているということのようです。

まあ純正シートは、大柄の人でも座れないとクレームが来ちゃうので、ある程度幅広い体型の人が座れるように設計されているはずです。

一方、後付けのシートは自分に合ったやつを選べるから、用途と体型に合わせて選択できるという違いがあります。

さて、エキシージのシートはそのうち好みのフルバケに変える予定ですが、選択を間違えると何度も買い直す羽目になり、出費に耐えられそうにありません。
丸目インプレッサの時は3回買い直しましたw

なので、フルバケを熟考する間は純正シートで我慢することになり、コストを掛けない改善は重要なミッションなのですw

② 改善アイテムの検討

純正シートのフィット感を向上させるに、車用クッションを試すことにしました。

最初に購入したのがこちら。

Amazonでレビューがよかった腰クッションです。

2987のレビューで☆4.1となっていました。

なんか不思議な形をしていますが、パリッとシワなくカッコいいですよ。

しかし、実際に腰に当てて座ってみると、背中が窮屈で全く使い物にならず!
ロータスの純正フルバケシートには、この形状は合わないようです。
(シートにセットしたときの写真は撮り忘れましたw)


この商品は、腰の中央部分のサポートが強すぎました。
そもそも、私は中央じゃなくて腰の側面をサポートして欲しいんです。
Amazonのページでは、腰の側面をいい感じにサポートしてくれるように見えたんですけどね( ;∀;)

次に購入した商品がこちら。

これはサイド部分のサポートが強くて、良さそうな気がしました。そして安いw

だけど実際にシートにセットしてみても収まりが悪く、腰の中央部分のサポートがやや強いかなという結果でした。

何でだろうと観察してみると理由はすぐ分かりました。

このクッションの裏側は角張っていますが…

エキシージの純正シートは、矢印の部分がほとんど角張っていないから、クッションがフィットしないのです。

我が家にあるBMWのシートはしっかり角張っています。普通はこうですよね。

なので、シートの角とクッションの角がフィットするのです。
腰クッションを置いてみると、良い感じに収まって安定感があります。

2つ目の腰クッションがイマイチな理由が分かったところで、どうすべきかも明確になりました。
このままでは、この腰クッションは使えないので改造しますw
クッション裏の角が邪魔なわけですから、角を取ってしまえばいいのです。

そうと決まれば後は作業するのみです。
クッションのカバーを開けて、中の低反発スポンジを取り出します。

切り落とす部分が分かるように細いマスキングテープで印を付けます。
マジックよりもマスキングテープの方が線を綺麗に引けます。

よく切れるように、カッターの刃を新品に変えてから、削ぎ落していきます。

何度も削り直して、結果的にこれだけ削ぎ落しました。
断面がボコボコです。カバーを掛けても、このボコボコは目立つのできれいに均します。

グラインダーに木工用ディスクを組み合わせると、きれいになりました。
軽く撫でただけで削れていきます。
グラインダーの回転で負圧が発生し、削り面にスポンジが掃除機のように吸い寄せられていくので、削り過ぎ注意です。

柳瀬
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スポンジを削ったらカバーを被せて完成です。

再びシートにクッションをセットしてみます。
シートの側面の立ち上がりと干渉するので、収まりは相変わらずイマイチですねw

クッションを予めシート置いて、身体をねじるようにして座り込むと(エキシージ乗りなら分かりますよねw)クッションが盛大にズレてしまいます。

でも、座った後にクッションの位置を調整すると、腰回りがフィットするようになり、座り心地が良くなります。
ホールド性も街乗りしている分には十分です。

ということで、なんとか使い物になるレベルまであと一歩のところまで来ました。
もう少し改良の余地がありそうです。

そのうち、続きを検討します。
完成したら、「その2」としてUPしますが、完成する前に社外製のフルバケに交換していたりしてw

以上、エリーゼ、エキシージ乗りの皆様に参考になれば幸いです。

それではまた!

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DIYオタク
身の回りの何かを常にアップデートしていないとソワソワしちゃう変態なオッサンです。 家とか車とか自転車とか畑とか…。 ネタは尽きないので、時間があるときに更新していきます。
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