エキシージの純正シート改善検討 その2
haru
DIYオタクの改善DIY
車の錆取り方法を検討
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私のエキシージは色んなところが錆びております。
特にひどいのはワッシャーなのですが、素材の選定がおかしいんでしょうね。
文句言っても錆は直らないので、簡単な対処方法を検討します。
まずは、サビ転換塗料。
これが最も簡単な気がします。
赤錆を黒錆に転換し、さらに塗料で防錆するというものです。
赤錆は進行性のヤバい錆ですが、黒錆はいわゆる酸化被膜で錆は進行しません。
むしろ防錆効果すらあります。鉄の黒染めも酸化被膜です。
赤錆が発生しているところに、通常の塗料を塗装すると、塗膜の下で赤錆は進行していきますので賢い対処法とは言えません。
最もポピュラーなサビ転換塗料はこちらです。
サビキラーです。
ポチップ
水性なので とても扱いやすいですが、効果はそれなりって感じでしょうか。
これを塗ればもう錆びないかといえば、使ってみた肌感覚としては、赤錆を下処理してからでないと、ちょっと怪しそうな感じです。
まあ お手軽な水性塗料ですしね。
さて、今日の主役はリン酸液です。
リン酸は、強酸でして赤錆を溶かしてくれます。
そして鉄の表面にリン酸鉄被膜という黒に近いグレーっぽい防錆皮膜を形成します。
これがとても便利なので、これを使ってブレーキローターのさび落とし実験をしてみます。
エキシージのブレーキローターはとても錆びやすいようですが、赤矢印の部分をリン酸を利用して、どうなるか試してみることにします。
ちなみに、本命の錆落とししたいところは、ローター裏のナックルです。
メッチャ錆びてます…。
塗装されてないんですね。最終的には、ここを何とかしたいんですが、それはまた今度。
さて、まずは赤錆をザックリ研磨して落とします。
使用したのはこちら。
リューター用の真鍮ブラシです。安かったのでこれをドリルにセットして使います。
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ポチップ
ちなみに、センターの茶色いのは、赤錆ではなくカッパーグリスです。
焼きつき防止効果あって、ホイールを装着しやすくなりますが、ディーラーが塗ってくれたみたいです。
研磨して、パーツクリーナーで掃除した後がこんな感じです。
とうやら、シルバーの塗装の上に赤錆がこびり付いているようです。
ここでリン酸液の登場です。
そのままリン酸液を塗り塗りしても、垂れて定着してくれないので、キサンタンガムという増粘剤を混ぜます。食品添加剤らしいです。
ポチップ
リン酸液大さじ1杯に対して、増粘剤は耳かき1～２杯くらいの量でOKです。
かなりトロみがつきました。
歯ブラシで塗り塗りしていくと、塗ったそばから赤錆が黒く変色していきます。
10分ほど放置して拭き取ると、こんな感じです。
リン酸は強酸なので、中和する意味で最後にアルカリ性のマジックリンを掛けて拭き取っておきました。
まあまあ綺麗になったんじゃないでしょうか。
これでリン酸被膜により錆びにくくなっていることを期待しますが、この上からサビキラーを塗っておけばさらに錆びにくくなるかなと思いましたが、ここはサーキットに行けば500度以上の高温になるので、サビキラーを塗るのはやめておきます。
リン酸鉄被膜は、高温にも強いはずです。
さて、ローターの裏のナックルに赤丸のところにリン酸液を塗ってみました。
色が黒っぽくなっているのが分かると思います。
ローターを外して、赤錆を研磨してある程度落としてから リン酸液塗布→サビキラーの順にぬれば効果がありそうなことが分かりました。
赤錆は虫歯みたいなものですので、放置しておくべきものではないような気がします。
メーカーが最初からもっと錆対策しておいてくれると有難いんですけどねー。
以上、皆様の参考になれば幸いです。
それではまた！
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身の回りの何かを常にアップデートしていないとソワソワしちゃう変態なオッサンです。
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ネタは尽きないので、時間があるときに更新していきます。
