エキシージにダストBOX設置DIY
私は花粉症です。3月4月はティッシュの消費量が年間の95%を占めますw
アレルギーを抑える薬を飲んでも鼻水が出るんですよね~。
車内には、小さくてもいいからゴミ箱が欲しいのです。
しかも蓋つきのやつ。
エキシージはドリンクホルダーすらありませんが、運転席と助手席の間に小さな収納があります。

青矢印のこの収納、ペットボトルは逆立ちしても入りません。
入口の径は約63mm、底の径は測っていないけど多分30mmとかそんなレベルです。
見事なまでの逆三角形ですね。
この使いにくい収納を死んだままにしておくのは嫌なので、何とかダストBOX用として活路を見出すことにします。
そこで購入してきたダストBOXがこちら。

側面がゴム素材になっていて、握ると凹みます。
つまり、ある程度の形状に合わせて変形してくれることが期待できます。

よく見ると、蓋に意味不明なステンシルが印字されていましたw
ちょっとこのギャグセンスは私にはよく分かりません。

収納部は、底にネジ1本で止まっているだけなのでバラしてダストBOXとフィッテングを確認します。
それにしても、底の細さといったらもう。
ダストBOXのDIYしている最中に、この収納はサングラス用なんじゃないかと思い始めました。
西洋人には、サングラスは必須アイテムですし。
まあ私は、ここにはサングラスをしまいませんけども。
さて、こんなすぼまった形にダストBOXがすんなり入るはずもないので、ダストBOXの底部をヤスリで削ってなんとか入るようにします。

いきなり削り終わった画像ですが、なんとか先端が入るようになったかなという感じ。
不覚にも、削る前の写真を撮り忘れていました…。

削ったところはこんな感じです。
そして角度を90°ずらして入れると、これだけしか入りません。ちょっと引っ掛かっているだけという状態です。
これが最初の状態と思っていただければと思います。

削ってなんとか先端が入るようになりましたが、目標は赤いラインが青いラインのところに来ることです。
多分、赤いラインと青いラインが揃えば、違和感はあまりなくなる…かも?
とはいえ、これ以上削ると穴が開きます。
そこでヒートガン加熱して底面を変形させることにしました。

こんな感じで約200℃の温風で加熱しながら、木の棒でグイグイ底を押します。
そうすると、少しずつ中に入っていきます。

熱で変形して、底面はこのような形になりましたw

目標には届かなかったけど、疲れたのでこれくらいにしておきます。
ここまでで掛かった時間は約3時間です。
ふと、俺何してんだろうと我に返るときがありますが、それなりに楽しいからいいのですw
ちなみに削って白っぽくなってしまったダストBOXは、シリコンオイルを刷り込むか、バーナーやヒートガンで加熱するとある程度は黒くなります。

上の写真は、シリコンオイルを滴下して一部刷り込んだ様子です。黒くなったのが分かりますでしょうか。

これくらいにしておこうと言いつつ、ダストBOXの蓋のステンシルが気に入らなくて、収納BOXと一緒に樹脂用黒スプレーで塗装してしまいました。

このスプレーはサフェーサーなしでも、よく密着してくれます。
そして、変なテカリもなくて程よい艶消しの黒色になります。
私は、白っぽくなってきた黒樹脂は、樹脂専用コーティングではなく全部このスプレーで塗装してしまいます。この方が、きれいな黒色が長持ちします。

そして、こちらが完成した様子です。
謎な収納も有効活用出来たということで、まあ、いいんじゃないでしょうか。
グラつくことはありません。
仕上がりがイマイチなので70点くらいですかねw
気が向いたら作り直します。
以上、エリーゼ、エキシージ乗りの皆様の参考になれば幸いです。
それではまた!