エキシージ

エキシージのエクスポーズドシフターの調整

haru

私のS3のエキシージはシフトレバーの根元が丸見えになっています。
エクスポーズド ギアシフト メカズムという名称だったと思います。

嫁はなんでカバーが付けてないのって聞いてきたので、一般人からしたら変なんでしょうね。
メカ好きな私はオシャレな感じがして好きですがw

さて、このオシャレな丸見えシフトレバー、よく見ると色々と気になるところがあったりします。

まず、上の写真の赤丸のメッキ部分の錆がちょっとカビが生えているみたいで残念な感じです。
赤矢印のワッシャーの錆もしみったれた感じがします。

そして青丸で囲った謎な部品がだいぶ上の方にズレた位置に調整されています。
う~ん、違和感。

これは何だろうと思っていましたが、シフトポジションを動かしてみたら分かりました。
上の写真はニュートラルポジションです。


そしてこちらが1速に入れたとき。
シフトチェンジするときに、謎な部品が横のアルミの板に当たります。
この謎な部品は、これ以上左に行かないようにするために位置調整が出来るストッパーであることが分かりました。
1速と2速に変速するとき、このストッパーに当たってからシフトレバーを上下に動かすことで変速する仕組みになっています。
つまり、1速や2速に入れるときに、写真赤線の隙間が大きすぎると、ギヤのミートポイントからずれて変速しにくくなると考えました。

こちらがリバースにシフトチェンジしたときです。
リバースに入れるときはシフトノブを上に持ち上げて一番左上に入れます。
横の当て板にストッパーが乗り上げる形になります。

このストッパーがなかったら、シフトレバーを持ち上げなくても、リバースに入るようになってしまいます。

なるほど。仕組みは理解しました。

それにしても、何でストッパーの位置をこんなに上にずらしてあるんでしょう??
このせいで、エンジンが冷えているときは特に、シフトレバーが左に行き過ぎて1速と2速が入りづらいです。

う~ん、謎です。

とりあえず、まずは掃除からやっていきます。

使用したのは金たわし!
これでメッキに出ている錆を軽く撫でます。

安くてお手軽です。この金たわし、結構柔らかいので、錆取りにはちょうど良かったりします。
でも一つ欠点があって、こすると金たわしが簡単に削れて綿みたいなカスがでます。
このカスを後でしっかり掃除しないといけません…。
カスを放置しておくと、そのうちカスが錆びる予感がしますw

車外ならいいですが、掃除が面倒くさいので車内で使うにはイマイチですね。

こちらが作業後の様子です。
赤丸のところは金たわしで軽く撫でて、ツヤツヤになりました。
メッキの錆は内部まで浸透しているようで完全には取れませんでしたが、これくらいなら気にならないのでOKです。

赤矢印のボルト、ナット、ワッシャーはステンレス製の新品に交換しました。

ロータスが使うワッシャーは、ほとんど鉄です!
アルミめねじに、ステンレスボルト、亜鉛メッキの鉄ワッシャーなんて組合せしたら、ワッシャーが電蝕ですぐ錆びます。
でもこの組み合わせがすごく多いんですよねー。
勘弁してほしいんですが、見つけたら片っ端からワッシャーを交換することにします。

そして、ストッパーの位置は中央のところに調整し直しましたが、横のアルミ板との隙間を調整するために、青矢印の位置にワッシャーを1枚挟みました。


ワッシャーの挟む位置は、こんな感じです。

そしてこちらが1速に入れたとき。
横のアルミ板に対して、僅かに隙間がある状態ですが上の方がやや狭い感じです。
ワッシャー2枚重ねでもいいくらいですね。

こちらが2速に入れたとき。
こちらも横のアルミ板に対して、僅かに隙間がある状態です。

そしてこちらがリバースに入れたとき。

特に問題はないようです。

エンジンが冷えた状態で走行して、変速のし易さを確認しましたが、調整前より1速と2速は断然入りやすくなりました。

そして見た目も良くなった(普通になった)ので、満足ですw

以上、エリエクの皆様の参考になれば幸いです。

それではまた!

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身の回りの何かを常にアップデートしていないとソワソワしちゃう変態なオッサンです。 家とか車とか自転車とか畑とか…。 ネタは尽きないので、時間があるときに更新していきます。
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