マキタ充電器を壁固定するDIY
シンプルな方法で、マキタ充電器をガッチリと壁掛けするDIYを紹介します。
使用するのはダボ4本だけです。ネジも使用しません。
毎度長いんですが、前置きからお話ししますw
そんなんどうでもいいという方は、下にある目次まで飛ばしてください。
マキタに限らず、電動工具を使用してくる方は必ず充電器が必要ですよね。
私はマキタの18V電動工具を複数持っていて、18Vの6.0Ahバッテリーも複数持っています。
これがまあまあ重くて約670gあるので、高性能で定評のあるEnelifeの軽量薄型バッテリーも併用するようになりました。重さは約350gです。
バッテリー容量は少なくなってしまうんですが、軽いは正義です。
手元が約320gも軽くなれば、疲れにくくなります。
余談ですが、安価な中国の互換バッテリーは、容量を詐称していることがほとんどですので、ご注意ください。セル監視もやってるふりして、ろくに出来ていないから危険です。
過去に、調子が悪くなった安価な互換バッテリーを分解して中身を確認してみたたことがあります。
そうしたら中身のセルは3.6Ahの容量しかなかったんですよね。
バッテリーの側面にはデカデカと6.0Ahと記載されているのに。
盛り過ぎでビックリしましたw
話を戻しまして、軽量薄型バッテリーのデメリットは、バッテリー容量が少ないので充電頻度が増えること。
そうすると、しまってある充電器をコンセントのところまで引っ張り出してくる頻度が増えるわけですよ。
これが地味に面倒くさい。
充電器を出しっぱなしにしておけば、手間は減るんですが、邪魔です!
ということで、充電器が邪魔にならないように壁掛けするDIYを実施します。
最初から壁掛け出来る構造になっていれば楽なんですが、私の持っているDC18RCという充電器は、そうはなっていないんですよねー。
何故なんだろう?
以上、前置きでしたw
本記事の目次
① 壁掛け使用にするマキタの充電器の紹介
② 壁掛けする方法
③ 実践
④ 完成後の様子
① 壁掛け使用にするマキタの充電器の紹介
私の持っているDC18RCというやつはちょっと古いタイプです。
最新のやつだとDC18RFですかね。DC18RCよりも急速充電になっています。
でもDC18RFで中国の安価な互換バッテリーを充電すると、急速充電過ぎて発火する危険があるのだとか。
もしDC18RFの充電器を使用していて、互換バッテリーを検討している方は、購入しようとしているバッテリーがDC18RFで充電可能かどうか、よく確認してください。
本題とは異なるので、この話はここまでにしておきます。
DC18RCの裏面はこのようになっています。
壁に引っ掛けられるところはありません。
DC18RFだと、壁掛けするためのフックが付いているらしいです。ズルい。
上の写真は、4カ所の足のゴムキャップのうち、3カ所を外した状態です。
このゴムキャップを外すと、奥にネジが見えます。
② 壁掛けする方法
やり方はいくつか思いつきましたが、
このゴムキャップを嵌める「穴」を利用して壁掛け仕様にすることにします。
基本的に、充電器はゴムキャップを外すのみで、充電器には何も加工しません。
このゴムキャップの穴の径を測ってみると、8.4~8.5mm程度です。
なので、8mm径のダボを壁側に打ち込んで、ダボをキャップ穴に差し込んで壁に固定する作戦です。
これだけですw
必要なアイテムは、ダボ8mm径のものが4個だけ。シンプルです。
③ 実践
まず、ゴム足のピッチを測定し、壁掛けしたいところにダボ穴を開けます。
8mmのダボ穴を開けますが、いきなり8mmの穴を開けるとズレやすいので、まずは4mmのキリで下穴をあけます。
私は木箱の側面に充電器を壁掛けすることにしました。
ダボ穴を開けて、ダボを打ち込んだ後に、ビニールテープを写真のようにハサミで切れ目を入れて、側面の青矢印を最初に巻いて、最後に赤矢印を下に貼り付けます。
ダボ径は8mmですが、ゴム穴径は8.4mm程度なのでビニールテープをダボに巻くとキツくなってちょうどいい感じです。
どれくらい充電器をガッチリ固定したいかは、テープの厚みで調整します。
ビニールテープで巻くとどうしてもキツすぎる場合は、マスキングテープで調整するといいと思います。
木箱にダボを打ち込むと裏からはみ出るので、はみ出た分をダボ切り用のノコギリ(あさり無し)でカットします。
実は、2ヵ所穴開け位置を間違えたので、穴を開け直しています。
間違えた穴は、ダボで赤丸のように埋めてますw
穴位置を失敗したら、ダボで穴を埋め直して、また開け直せばいいのです。
このノコギリは、非常に切れ味が良く、薄く切れるので木工DIYに大活躍しています。
おススメです。
④ 完成後の様子
木箱に取り付けて、度々ブログに登場するシュークロークので活躍しております。
この木箱は、塗料関係を収納してますが、箱を取り出して使うことは滅多にないので、特段問題はありません。
何度か使用してみてましたが、平置きより壁掛けのほうが、バッテリーの脱着レバーが上向きになるので、確実にバッテリーの脱着がしやすいです。
そして、ガッチリ固定されているので、バッテリーの脱着では全くガタつくことはありません。
壁からDC18RCを外すときは、力を入れてダボから引き抜くだけです。
だってダボに刺しているだけなのでw
再び壁掛けするときは、ダボに巻いたビニールテープを巻き直す必要があるかもしれません。
以上、皆様の参考になれば幸いです。
それではまた!