友人のダイニングテーブルを再研磨
友人が我が家に遊びに来た時に、ダイニングテーブルを手で撫でながらじっと見つめて、一言。
なんか綺麗だな。
なんていう木で、どれくらい使っているの?
と聞いてきました。
どうやら、友人宅のダイニングテーブルと比較して傷とか劣化が全然ないので気になったそうです。
自分で再研磨と塗装をしたことを伝えると、自分もやりたいとのこと。
友人宅のダイニングテーブルは、結婚してからニトリで購入したもので、ずっと使ってきたので思い入れもあるようです。
しかし、テーブルの表面の塗装が剥げたり、傷が目立ったりしていて悩んでいたとのこと。
案外、悩んでいる人は多いのでしょうか?
ということで、我が家のウッドデッキで再研磨と塗装のお手伝いをしました。
作業工程は、上のリンクの、「無垢板ダイニングテーブルの再研磨DIY」と同じなのでサラッと紹介していきます。

いきなり削り始めているところの写真からw
上側半分をオービルサンダーで削っているところです。
研磨ペーパーの番手は#80です。
下側はまだ削っていませんが、劣化で色が所々剥げてきています。

拡大すると、こんな感じです。
何の木かわかりませんが、天然木の集成材です。
テーブルの角は、子供が小さい時に歯が生え始めたくらいの時にかじられたのだとか。
その傷は記念に取っておかなくていいのか?と聞くと
迷わず、いらねえ!と。
ネタとして残しておけばいいのにw

全体を削っていくと、凹みが深いところだけ色が濃い状態で残ります。つまり、前の塗料が残っているということです。
ここでテーブルを一旦水拭きして、水を吸わせます。
そうすると、凹んだところの周りが水を吸うことで復元しようとします。
テーブルが乾いたら再び#80で研磨し、#120→#240と面を整えていきます。

こちらは研磨後にオスモカラーのフロアクリアーを一度塗りしたところです。
凹みなどは、ほとんど消えています。

今回使用したオスモカラーはこちら。
12月で寒いこともあり、乾きやすい速乾性タイプです。
でも、塗っているそばから乾き始めるので、塗料が伸びなくて塗り辛かったです。
写真はダイニングテーブルと関係ない板材が写っていますが、友人がテーブルを削っている横で、私はフロアジャッキの収納箱を作っていましたw
友人はダイニングテーブルの天板の出来栄えに満足して、翌日に木製のベンチシートなども持ってきて削っていました。
新品のように見違えって、奥様も喜んでくれれば、頑張った甲斐があるというものです。
DIYというのは、私の場合、半分以上はメンテナンスです。
(日常的過ぎて、紹介していないものばかりですが)
愛情を込めて、手入れしながら使い続けていくのがDIYの醍醐味だと思います。
以上、皆様の参考になれば幸いです。
それではまた!


