エキシージのセキュリティ誤作動対策
私のエキシージは、キーリモコンでロックすると、すぐにセキュリティーアラームが鳴りだします。
家ではキーリモコンでロックはしないけど、外出先で短時間車を離れるときは鍵穴回すのも面倒だから、リモコンでロックしたいです。
ということで、誤作動の原因を突き止めて対策を実施することにします。
エリーゼやエキシージのセキュリティの監視対象は、フロントサービスパネル、ドア、トランク、室内等です。室内はどんな監視しているのか知りませんが、その他はリモコンのロックを解除せずに開けるとアラームが鳴り響きます。
私のV6エキシージは、フロントサービスパネルが空いていると誤検知してアラームが鳴るようになっていることが分かりました。

犯人は、こいつです。
これはバネ式のスイッチになっていて、サービスパネルが外されるとスイッチがOFFになる仕組みになっています。
このスイッチが、サービスパネルが取り付けられている状態でもOFFになってしまっていたのが原因で、セキュリティーアラームが鳴ってしまっていました。
なぜそれが分かったかと言いますと、リモコンでロックしたときに、どこか開いていると検出したときは車からピッピッピと音がします。
その状態で放置すると、数分後に必ずアラームが鳴りだします。

サービスパネルの矢印の位置を手で押しながらリモコンでロックすると、ピッピッピと鳴らないけど、手で押さずにリモコンでロックすると、ピッピッピと音が鳴ります。
これで犯人が分かりました。
次に、なぜスイッチがON(パネルが取り付けられてスイッチが押される状態)にならないのか調べてみます。

スイッチの頭に、水をちょんと付けます。
そしてサービスパネルを閉めます。

サービスパネルを外し、サービスパネルのどこに水滴がついたのかを確認します。
スイッチが触れるところは、ゴムが両面テープで貼りつけられていますが、このゴムの角に水滴が付いていました。
つまり、スイッチを押すのに十分な高さが確保できていなかったということのようです。
では、なぜこんな角が当たるようになってしまったのか?
それは両面テープの粘着が高温などの環境で弱まり、位置が少しずつ ずれてしまったからです。
構造がよくないですねw
原因が分かったので修正します。

ゴムを剥がし、強力両面テープを貼り直します。

この両面テープは熱にも強いし、厚みも0.8mmあるので、スイッチを押すのにはちょうどいいと思われます。

元の位置より写真下側に貼り直しました。

再び、スイッチに水をちょんと付けて、どこに当たるか確認します。
今度はゴムの中心付近に当たるようになりました。
リモコンでロックしても、セキュリティーアラームが誤作動することもなくなりました。
おそらく、同様の事例の車もいるのではないでしょうか。
直すのは簡単ですので、私と同じような現象が起きてしまう方は、一度確認してみるといいかもしれません。
以上、エリーゼ、エキシージ乗りの皆様の参考になれば幸いです。
それではまた!