エキシージのフットレスト製作
エキシージのフットレスト?は短足の私には遠くてとても使い勝手が悪いです。
そもそもクラッチのペダル位置と高さが合わず、バランスが悪いように感じます。
そこで自分好みのフットレストを作ることにしました。
まずは、ざっくりな試作品を作って私に丁度いい嵩上げ高さを探します。

1番バッターはネピアのティッシュ箱を使った型紙ですw
雑ですねw
高さは30mmにしてみましたが、踏ん張ったときに、ちょっとだけ高いと感じました。
もっと右に出っ張っていた方が、フットレストとクラッチの移動がしやすそうです。

2番バッターは緑のたぬきのダンボールです。
ちょっとだけ丁寧に作りましたw
右に出っ張ったバージョンを作りました。
裏はベニヤ板2枚重ねにしたもので、高さ26mmにしてみました。

踏ん張ったときの高さも、まあまあ良さそうです。
フットレストを右に出っ張らせたことで、クラッチとの移動が、狙い通りとてもスムーズになりました。
クラッチを踏むとき、フットレストに引っ掛かるかなと思いましたが、私の運転ではそんなことはないようです。
しかし嫁曰く、お好み焼きのヘラにしか見えないと!
デザインについては修業が足りませんw
結局、シンプルなデザインで製作しました。

こちらが図面を引いて加工屋さんに作ってもらったフットレストプレートです。
2mm厚のステンレスで作りましたが、1.2mmにしておけばよかった…。
無駄に重いですw
こだわりポイントは、右側が5度傾斜していて、純正のフットレストよりも約20mm幅広になっています。
2番バッターの試作品とほぼ同じ幅にして、下まで直線形状としました。
プレートを5度傾けた理由は、人間工学的にそのほうが自然だろうと思ったからです。

どうゆうことかと言いますと、自然に足を伸ばした時、足の裏は少し内側を向きます。
なので、フットレストの脚を置くところも少し内側に傾けた方がしっくりするのではないかと考えました。
さて、ステンレスのプレートを取付けるためには、台座を作る必要があります。

上の写真左のような台座を作りました(製作途中です)。材料はホームセンターで買ってきたMDFという木質繊維を固めた12.5mm厚のボードを重ねたものです。
車内は温度変化も湿度変化も大きいですが、MDFなら加工はしやすいけど、木の板よりも変形が少ないはず。

プレートが5度傾斜しているので、それに合わせてMDFも加工します。
トリマーがあれば、複雑な形も加工することができますが、なかなか面倒でした。

矢印の部分が5度傾斜しているところです。
複数のMDFを接着剤で重ね合わせて高さを調整しています。

台座はこのような形になりました。

足元が茶色だと目立つので、スプレーで黒色に塗装しますが大半は隠れてしまうので手抜きしてムラムラですw

塗装したら、両面テープでプレートと接着します。
この面は、もう二度と剥がす予定はないのでガッチリ固定します。

念のため2ヵ所はボルトナットでガッチリと固定します。

次に上の写真のアルミの部分に穴を開けてM3のタップを立てます。
運転席から見えるところに穴を開けるのは、ちょっとした勇気が必要です。

フットレストをネジ固定したら完成です。
ここは脱着する可能性があるので、一応、接着の弱いタイプの両面テープを併用しております。

念のため、滑り止めテープも貼りました。
実は、プレートが傷だらけになるのを防止するのが目的ですw

横から見ると、こんな感じです。

助手席側から見ると、こんな感じ。

さて、実際の踏み心地ですが、5度の傾斜は要らなかったかも。
上の写真のようにクラッチペダルの下に踵を置き、フットレストに足を載せると足の裏全体がフットレストに当たらないんですよねー。

このようにフットレストに足を置くと、足の裏全体がいい感じでフットレストに当たって とてもフィットします。
でもこの足の置き方はしないかな…。
しばらく乗ってみて、様子見です。
しっくりこないようなら、台座の裏を角度を変えて削ったり、数mm低くしたりして、微調整しようと思います。
何はともあれ、フットレストを作ってからの方が圧倒的に運転しやすくなったのは間違いありません。
しょうもない拘りかもしれませんが、楽しく運転するためには、大事なパーツです。
以上、エリーゼ、エキシージ乗りの皆様の参考になれば幸いです。
それではまた!