エキシージの右ヘッドライトの曇り対策
濡れた路面を走行後、右のヘッドライトだけ曇ってしまいました。
雨が降っていなくてもヘッドライトが曇るということは、水はタイヤハウス側の裏のバルブ取付け口から侵入したということです。
ヘッドライトをLEDに変えたときに何か失敗したようです。
LEDに変えた記事はこちらを参照ください。
エキシージのヘッドライトをLED化 その1
エキシージのヘッドライトをLED化 その2
さて、まずはヘッドライトが曇っている様子を紹介します。

こんな感じで、しっかりと曇ってます。
そうやら、右のヘッドライトはサブラジエターなどの熱気で、ヘッドライトバルブの防水キャップの気密が悪いと湿気が侵入してくるのだとか。
LEDにしたときに、防水キャップに穴を開けた人は高確率で曇るそうです。
でも私は気密が低下しないようにしたつもりなのに、なぜ曇ったのでしょうか??
まずはタイヤとフェンダーインナーを外して状況を確認してみます。

ハイビーム側のグロメットが外れてました。
ここから湿気が侵入して、ライトの内側が派手に曇ったようです。
これだけでヘッドライトの内側が曇るとは考えにくく、他にも要因がありそうなので、後ほど調べることにします。
まずは乾燥させます。

小型の強力ブロワーで送風して、強制乾燥させました。
ブロワーはとても便利なので、おススメです!


20分程度でここまで乾きました。
簡単に乾いて良かった(´▽`*)
この後、さらに10分ほど送風しながら乾かしました。

さて、ハイビーム側のグロメットは、外れないようにシリコンコーキングで接着しておきます。
これで大丈夫でしょう。

引きで見ると、こんな感じです。
分かりにくくて、すみません😅

これで補修完了とフェンダーインナーを取付けているときに大きなミスをしていたことに気が付きました。
タイヤの回転方向は赤矢印の向きです。
したがって、分割式のフェンダーインナーは、写真のように重ねる必要があります。
下側に配置するインナーは、上側のインナーの下に重ねないと水が侵入してしまいます。
しかし、水色で囲ったところを見てみると、砂が付着していません。
つまり、この部分が上と下、逆に重ねており、インナーの継ぎ目から大量に水が浸入していたということが分かります。
そして、サブラジエターからの熱風で高湿度状態となり、グロメットが外れたところから湿気がどんどん入り込んで、ライトの内側が結露したということです。
う~ん、お粗末w
皆さんも、フェンダーインナーを外したら、取り付けるときに注意してください。
反対側の左で間違いの状態と正しい状態を紹介しておきます。
(右側は、光の加減で写真がうまく撮れませんでした)

これは間違った取り付け方。
矢印の方向からフェンダーインナーの内側に、どんどん水が侵入していきます。

こちらは正しい取り付け方。
水は進入しません。
以上、エリーゼ、エキシージ乗りの皆様の参考になれば幸いです。
それではまた!