エキシージにハーネスバーと4点式ハーネスの設置
サーキットを走るために、ハーネスを取付けます。
ちなみに、シートはまだ純正です。
まずは、ハーネスバーをACマインズさんから購入してきました。


ステンレス製を曲げ加工したところが虹色になっており、カッコいいのです。
しかし、かなり悩んだ末に艶消し黒に塗装することにしました。
あまりシートの後ろは、目立たない方が色のバランスがいいかなと思いまして。
ところが、使用したアクリルスプレーが良くなくて、乾きが遅いのです。
半日乾燥させて、表面が乾いたことを確認して手で持つと、持ったところがクッキリ跡が残ります。(写真はありません)
そうなると、ペーパーで磨いて再塗装しなくてはなりません…。
2回やり直す羽目になりました。

ダンボールの上で塗装するのは埒があかないと2回失敗して ようやく気が付き、最終的には糸で吊るした状態で塗装しました。
塗装後は、吊るしたままの状態で室内で乾燥です。
完全に乾燥するのに1週間ほどかかりました。完全に乾燥すると、無臭になります。
塗料の匂いがするうちは、乾燥していないということです。
安物のアクリルスプレーは、二度と使わないと誓いましたw

こちらが塗装後のハーネスバーです。地味になりました。
さて、このハーネスバーをどうやって取り付けるかというと、シートベルトのショルダーアンカーボルトに共締めします。

シートベルトのショルダーアンカーボルトは、これです。上の写真は助手席側のボルトを緩めているところです。
エキシージスポーツ350はT50のトルクスボルトでした。

ハーネスバーは、赤矢印の部分に共締めされます。
感のいい方は気が付くと思いますが、シートベルトショルダーがハーネスバーの厚み分(約5mm)出っ張ることになります。
そうすると、運転席側はシートを一番後ろに下げると、シートとシートベルトショルダーが当たっちゃいそうです。
ちなみに、オレンジの赤丸の出っ張りは、オレンジ矢印のクリアランスを確保するために設けられています。
シートベルトショルダーが回転したときに、どこにも擦れないようにするためだと思います。
でも、ハーネスバーが共締めされると、オレンジ部の出っ張りは不要になります。

そこで、こちらのカラーを作り直すことにしました。

真ん中のカラーがミスミに発注したステンレスの特注カラーです。出っ張り部分がないタイプです。
値段は1個1000円しないくらいだったと思います。

こんな感じで取り付けます。

こちらが取付け後の様子。
赤矢印が共締めされたハーネスバーです。
これでシートベルトショルダーが元の状態より出っ張ることなく、シートとの干渉が防げます。

ハーネスバーを取付けるとき、一人作業の場合は反対側をこのようにボルトで仮固定して作業します。
フィッティングは穴位置がなかなか合わず、苦労しましたw

ハーネスバーが付いたら、倉庫から発掘した4点式ハーネスを取付けて完成です。
純正シートへのハーネスの取り回しは、結構悩みました。

色々と試行錯誤した結果、シートのお尻の下の位置のブラケットにカラビナを取付け、肩ベルトも腰ベルトもこのカラビナに引っ掛けることにしました。
(このカラビナはアルミ製なので、後日強度のあるステンレス製に交換することにします)
これでハーネスの脱着も容易です。

じっさいに装着してみるとこんな感じです。
腰ベルトの位置が若干高い気もしますが、4点式なんてこんなもんでしょう。
フルバケを購入したときに、6点式ハーネスを買い直すことにします。
ここからオマケです。
肩ベルトを外さずに付けたままにしておけるように、こんなものを購入しました。

百均の荷物フックです。
これにハーネスの先端を引っ掛けられるようにします。

フックが、少し幅広過ぎたので、1mmほどヤスリで削ります。

こんな感じで、ハーネスをハーネスバーのところで引っ掛けられるようになりました。
まあでも、サーキット走り終わったら、ハーネスは外しちゃうんですけどねw
以上、エリーゼ、エキシージ乗りの皆様の参考になれば幸いです。
それではまた!