ヘッドライトの眩しい光を対策するドラレコ用レンズフィルター
エキシージスポーツ350以降のモデルは、バックミラーの視界が絶望的に悪いです。

バックミラーに映る後方視界は、スリットの隙間から見える景色ですw
そのため、デジタルインナーミラー型のドラレコが付いていました。前オーナーが付けたようです。
COAPLUSというメーカーのものでした。

ところが、車高が低いため、夜間バックカメラに後続車のヘッドライトの光が直撃します。
そうすると、画面が白飛びして何も見えません。
そして液晶バックミラーが白く光っていて非常に目障りです。
後に車がいないときは、鮮やかに後方の映像が映りますが、不自然に明るくてやはり目障りです。
残念なことに、モニターの明るさ調整が出来ないっぽいです。
そこで、リヤカメラのレンズにフィルターを付けて対策することにしました。
調べてみるとレンズフィルターには、主に反射光を抑えるCPLフィルターと光量を抑えるNDフィルターがあるようです。
CPLフィルターは車内に取り付けるカメラレンズに有効です。ガラスに反射した映りこみを低減できます。いわゆる偏光レンズです。
一方、NDフィルターは車外に設置するカメラレンズに有効です。サングラスみたいなものです。
私のRrドラレコは車外に付いているので、NDフィルター一択です。
しかしドラレコ用のNDフィルターを探しても見つけることが出来ませんでした。
そこで、ドローン用の、流用出来そうなNDフィルターを見つけたので試してみました。


ちょっとした高級感を感じるのは私だけでしょうかw
3200円なので、1枚あたり約530円ということになります。

NDフィルターは8,16,32,64の4種類あります。
8が色が薄くて、64が最も色の濃いフィルターになります。
どれが最適か分からないので、選べるのがいいですね。
UVフィルターは、クリアな視界が得られるようです。
CPLフィルターも付いているので、これはFr用カメラに取り付けたいと思います。

本来は、上の画像のように専用のカメラにセットして使用します。
したがって、このフィルターはそのままドラレコのカメラに取り付けられるわけではありません。

上の写真右側が本来の形状です。
これを左側のようにニッパーでカットします。

装着してみたのは、ND32のフィルターです。まあまあ濃い目です。
このフィルターのレンズ径は17mmでした。一方、カメラのレンズ径は外枠含めて14mmだったので、すっぽり被さります。

これをカメラに被せて、上側を黒いテープで取れないように固定して完成です。

リヤカメラはこの位置にあります。パッと見て、テープも気にならないかと。

Frカメラも同様に取り付けます。こちらはCPLフィルターです。
ほぼ透明なので、中のレンズがよく見えます。
さて、一番分かりやすい夜間の映像でリヤカメラのBefore、Afterを見て見ましょう。

こちらがBeforeです。
まだ夕暮れ時ですが、後続車のライトの光で白飛びして、車が見えませんw
モニターが明るすぎて、非常に目障りなので、電源OFFにしたくなります。

こちらがAfterです。
白飛びするものの、だいぶマシになりました。
後続車がいない場合も、暗いながらも後ろの映像はちゃんと確認できます。ちょっと白黒っぽい感じですが。
バックモニターの明るさが暗くなったので、チラチラしなくなったのが とてもいい感じです。
昼間は、暗いと感じこともなく普通に映ります。
背中に太陽がある逆光の時も、フィルター装着前は、画面が白っぽくなってしまっていましたが、フィルター装着後はそれも改善しました。
FrのCPLフィルターも、Frガラスの反射した映りこみがなくなりました!
なかなか良いようです。
あとは耐久性がどうかですね。テープは半年に1回くらいは替えた方がいいかもしれません。
以上、エリーゼ、エキシージ乗りの皆様の参考になれば幸いです。
それではまた!