車の静電気除去チューン スタティックディスチャージャー編
自分の車にアルミテープチューンをしてみたら、効果絶大だったので静電気除去について、もう一つ試してみます。
というか、アルミテープチューンと同時並行で、付けたり外したりして試していました。
スタティックディスチャージャーとか、エレクロロンディスチャージャーとか放電索とか言われていますが、簡単に言えば静電気を放電するアイテムです。
飛行機の羽に付いているやつですね。
ウィキペディアでスタティックディスチャージャーと検索すると飛行機の羽に付いているものの説明が表示されます。
ネットでよく見るのは、ステンレスの平織りアースケーブルを4cmくらいにカットして、丸端子に圧着してあるものです。メルカリなどのフリマでは販売されていますが、何でも売っているイメージのAmazonには売っていないようですw
さて、構造は単純なので自作してみます。
ステンレスの平織りケーブルで作るとなんか野暮ったいので、カーボン繊維で作ることにしました。
カーボン繊維は電気を通すので放電出来ますし、酸化することがなさそうなので、経年劣化が少ないことを期待しています。
まずは材料と道具の紹介から。
左から、
圧着ペンチ
よく切れるニッパー
マスキングテープ
カーボン繊維
丸端子M10用とM6用
熱収縮チューブ(機能的にはなくても良い)
ターボライター
こんな感じです。
圧着ペンチを持っている人は、是非とも試していただきたいなと思います。
効果あるんですよ、スタティックディスチャージャー。
カーボン繊維はこんな感じになっています。ツヤッツヤのちょっと太い髪の毛みたいな感じでしょうか。
私はAmazonで見つけましたが、楽天とかYahooとかでも売っていますね。
ネットで購入するときは長さをよく見て下さい。おススメは5m以上です。
それでは作り方を紹介していきます。
まずはカーボン繊維をカットして束ねていきます。
私は5cmでカットして束ねました。ハサミだと切りにくかったので、よく切れるニッパーで切りました。
写真は8束です。途中から欲を出して10束にしましたw
つまり、一つのスタティックディスチャージャを作るのに、カーボン繊維を40cm~50cm使っているということです。
カーボン繊維の束の一端をマスキングテープでまとめておいてから、まず熱収縮チューブを通して、次に丸端子に通します。
その後、マスキングテープを剥がします。
端面の長さをを揃えてから丸端子を圧着します。
熱収縮チューブをターボライターで炙って完成です。
ちなみに、熱収縮チューブは見栄えを良くしたいだけで、特に性能面では意味がありませんw
このパーツがなるべく目立たないようにしたいなと思いまして。
テスターで、抵抗を測ってみたら0.002Ωでした。いいんじゃないでしょうか。
これだけ作るのに30分。意外に面倒くさいです。
次に、取り付けた場所の紹介です。
一番おススメなのは、写真の赤丸のようなアースボルトのところ。
私の丸目インプレッサのエンジンルームはこの2ヵ所だけで効果を確認出来ました。
その他の場所はアルミテープが貼ってありますから放電は十分かと。
もう1ヵ所はマフラーアースのところに取り付けました。
マフラーアース自体は20年ほど前に取り付けたような気がします。
だいぶ酸化しているように見えたので、マフラーと赤丸のところでテスターで導通確認をしてみましたが、ちゃんと導通していました。
スタティックディスディスチャージャーは赤丸のボルトのところに付けておきました。
さて、気になる効果ですが、3点ほどあります。
①アクセルオンとオフの挙動がスムーズになった。
アクセルオンの車の動きが軽くなり、オフのときの車の減速感が滑らかに変わりました。ちょっとエンブレが効きにくくなった印象も受けます。
②オーディオの音が良くなった。
音の歯切れが良くなりました。特に低音。
これは全く期待していなかったので、ちょっとビックリです。
③オーディオの時計が遅れなくなった。
私のカロッツエリアの1Dinのオーディオの時計は1か月に1~2分ほど遅れます。
地味にイラっとするんですが、外れオーディオかなと諦めていました。
それがスタティックディスチャージャーを付けてから、時計が遅れなくなりした。
静電気のノイズが影響していたってことなんですかね??
よく分かりませんが、変化があったことは確かで、これはプラセボではないと断言できます。
燃費はどうなの?と思うかもしれませんが、インプレッサは年間500~1000kmしか乗らないので、よく分かりませんw
以上、皆様の参考になれば幸いです。
それではまた!