子供用階段下シェルフ 引出しの工夫
haru
4年前に階段下スペースに子供用にシェルフを製作してみました。
シェルフの作り方に需要があるのか良く分かりませんが、引出しのちょっとしたアイディアを中心に紹介したいと思います。
シェルフは階段の木と同じ素材、同じ塗装にして、階段と馴染むようにしました。
素材はゴム集成材。あのゴムの木です。樹液が天然ゴムの原料になる木ですね。
比較的安価、木目がおとなしい、硬い という特徴があります。
そしてシェルフの構成は、高さ調整出来る机と、見える棚(本棚)、引出しの3構成。
最も悩んだのが引出しです。
子供が指を挟んで怪我をしないようにしなければいけません。
そして最終的に思いついたのは、引出しの上部に指が入る隙間を作り、そこに指を入れて引出しを開ける機構にするということ。
隙間高さは15㎜としました。大人の指も十分入ります。
つまり、隙間に指を入れることを前提としておけば、指は挟みようがないだろうと。
なので取手もありません。結果的にとてもシンプルになりました。
引出しは、セルフ&ソフトクロージング機構付きスライドレールを付けました。乱暴に引出しを閉めようとしても、最後は自動でゆっくりと閉まります。
ポチップ
余談ですが、階段シェルフを設計するとき、手書き図面では寸法計算が面倒くさいので3D CADを導入し設計しました。
3D CADって便利ですね。CAD上で各パーツを組み立てて寸法に矛盾がないかチェックできます。下の絵がCADで作成したレンダリング画像です。
木のカットなどは図面を作成し業者にお願いしたのですが、その時の説明資料です。
そして下の写真が作成して4年後の2022年8月現在。
物が増えてゴチャゴチャしていますが、引出しに手を挟むこともなく、子供2人で仲良く使っています。
それではまた!
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