エキシージに本気のアルミテープチューン
丸目インプレッサやBMW 420iにアルミテープによる静電気除去チューンを施して、2台とも効果を確認きたので、エキシージにも実施しました。
本記事の目次
① 効果の証拠
② 使った材料と道具
➂ アルミテープを貼った場所とポイント
① 効果の証拠
まず、車両の右側だけアルミテープチューンを実施して効果を確認しました。
アルミテープを貼ると静電気が放電されるので空気抵抗が低減されます。
つまり右側の空気抵抗が左側に比べて少なくなるので、真直ぐ走っているときにハンドルを離すと右側に曲がっていってしまいます。
この効果は、車速が上がれば上がるほど顕著になります。
ではその様子を動画で紹介します。
ちなみに、アルミテープを貼る前はちゃんと真直ぐ走ることを確認済です。
ちょっとカメラの露出を間違えて白飛びしてしまってますが、同じ道での走行結果です。アルミテープを貼る前は、ハンドルを離しても真直ぐ走ることが分かります。
インプレッサの時の方が分かり易かったですが、効果があるのは間違いないです。
燃費は…どうなんでしょうね?
普段あまり乗らないし、燃費計測したことないので分かりませんw
BMWの420iで10%以上効果があったので、おそらくエキシージも10%以上効果があると思います。
BMWの記事はこちらです。
BMW 420iにアルミテープチューン
それよりも、空気抵抗が低減して走りやすくなる方がよほどうれしいですが、ダウンフォースを減らしてしまうとかえって走りにくくなってしまうので、そのあたりは今後検証していきたいと思います。
アルミテープ貼ったり剥がしたりは、すぐできますからね!
② 使った材料と道具
まずはアルミテープ。

私は過去このアルミテープを4本購入しています。
まさかこんなにアルミテープを使うことになるとは想像していませんでした。
10mのやつじゃなくて、55mのやつを買えばよかったですw
エキシージには1本半、つまり15mほど使用しました。
アルミテープをギザギザにカットすることで、静電気を放電するための端面を増やします。
アルミテープの面積より、静電気を放電するための端面の長さが多いことが重要とのこと。

似たハサミはたくさんあるけれど、私は切れ味が良くて耐久性もある、これが好きです。
そしてアルミテープを圧着するための道具がこちら。

これでアルミテープをコロコロすると、ピッタリきれいに貼り付けます。
アルミテープをきれいに圧着するのは、意外と大変ですので、こういった道具があるとないとでは、作業効率に大きな差が生まれます。
あとはアルミテープを貼る箇所はアルコールでしっかり脱脂をします。
➂ アルミテープを貼った場所とポイント
細かく紹介していくと、とてつもなく長くなるので、掻い摘んで紹介していきます。
ポイントは、外から見てアルミテープが見えないように貼ることです。
トヨタのGTカーとかは、見えるところに大きく貼っているようですがw
車の右半分だけ貼ったときの状態を紹介していきます。
基本的には左側も左右対称になるように貼っていきます。
まずはFr側。

オレンジのラインは、ボディー裏面に貼った箇所です。
フェンダーライナーを外すとフェンダー裏にアクセスできます。
ボディーは基本的に側面に貼るようにしています。
上面に貼ると、ダウンフォースが少なくなってしまいます。
インプレッサのボンネットに貼ったときは、フロントのダウンフォースがなくなってしまったからだと思いますが、ハンドルが軽すぎて、サスもバタバタ跳ねるようになってしまい、好みではありませんでした。
インプレッサの記事はこちらです。
車の静電気除去チューン アルミテープ実践編

下面はこのように貼りました。
次にFrタイヤ周りです。

まず、フェンダーライナーを剥がして、裏側に貼ります。

前側のフェンダーライナーは特に風がぐっちゃぐちゃに乱流を起こすので、さぞ静電気も発生するだろうと思い、アルミテープを沢山貼りました。

タイヤハウス内のボディーにもアルミテープを貼っていきます。

そして、アルミホールのセンターキャップとスポークの裏側にも貼ります。
センターキャップは、トヨタの特許でも効果がある場所として記載されていました。
アルミホールにアルミテープ?と思う方もいると思いますが、アルミホイールは塗装されており、表面は電気を通しません。なので、帯電するのかなと思いまして。


フロントアクセスサービスパネルを外したところにも貼ります。
特に、フロントウインドウの下端面は大事なところです。

ほとんど隠れて見えませんが、フロントウインドウ上面にも貼ります。

扉の端面にも貼ります。

車内は定番のハンドルコラム下に貼りました。
静電気が集まりやすい場所とのことです。

こちらはリヤタイヤとフェンダーライナーを外したタイヤハウス内です。
サスとサス上にもアルミテープを貼ります。

Fr同様、Rrのフェンダーライナーにもアルミテープを貼っていきます。

ボディー裏などにもしっかりアルミテープを貼ります。

リヤのボディー裏はこんな感じです。

表から見ると、オレンジのラインにアルミテープが貼ってあります。

唯一、ボディーの裏側にアルミテープを貼った場所がこちら。
エンジンルームの熱を効率的に排熱してくれることを期待しました。
ダウンフォースは低下するかもしれませんが、一長一短ですね。

リヤウイングは、下面に貼ります。

そして下面にも貼りまくります。
下面がなるべくスムーズに空気が流れてくれることで、ダウンフォースが増加し、車の安定性も向上するので、とても重要です。
アンダーカバーはアルミですが、電気を通しません。アルマイト処理すると、電気が流れなくります。つまり、帯電するということです。
最初から、導電性アルマイト処理してくれればいいのに。

横から下を除くと、こんな感じです。
次にエンジンルームです。

エアクリBOXとエアフロメーターに貼ります。
ここは静電気の影響が大きい部分です。

ダイレクトイグニッションにも貼ります。

こっちのダイレクトイグニッションも貼りづらいですがm頑張って貼ります。
スーパーチャージャーのソレノイドバルブにも貼っておきました。

電スロにも貼ります。
効果があるか分かりませんが、燃料ホースにも貼っておきました。
エンジンルームは以上となります。
エンジンルーム内のアルミテープチューンは、エンジンがよりスムーズに回ることを狙ったチューンです。
当然、静電気の発生は、エンジン制御に微細な悪影響を及ぼします。
微細ではありますが、塵も積もれば何とやらです。
トヨタの特許でも、効果について記載されていました。
紹介は以上となります。
エンジンルーム以外は写真では右だけアルミテープ貼った状態をご紹介しましたが、最終的には左右対称に貼っています。
そして、アルミテープを貼る前よりもサスも良く動くし、ステアリングの反応も良くなりました。
しかしながら、丸目インプレッサより、体感での効果を得られなかったというのが正直なところです。
3台実施してきて、体感での効果に順位を付けると以下のようになります。
丸目インプレッサ > エキシージ ≧ 420i
元々空力の良い車は、効果を感じにくいということなのかもしれません。
以上、エキシージのアルミテープによる静電気除去チューンの紹介でした。
以上、エリーゼ、エキシージ乗りの皆様の参考になれば幸いです。
それではまた!